「パウリ効果」機械や家電がすぐ壊れるトラブルでお困りのあなたには秘められた能力があるかもしれない

パウリ効果 電化製品 壊れる

特に乱暴に扱っているわけでもないのに、どうしたわけか機械や電化製品がすぐ壊れる。
そんな人が時々います。

●パソコンを使おうとするとフリーズする
●自分が車を運転する時だけ変な音がする
●工場の機械が止まる
●クレジットカードやキャッシュカードの磁気がなくなる

扱いが悪いとか機械オンチとかとは違って、まるで嫌われているかのように機械にトラブルが起こってしまう。

そうした現象に名前がつけられていてパウリ効果と呼ばれています。

天才物理学者の名を冠したパウリ効果。
今回は理由もないのに物が壊れるパウリ効果について紹介します!




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天才物理学者 ヴォルフガング・パウリ

パウリ効果 ヴォルフガング・パウリ

ヴォルフガング・パウリ(Wikipediaより画像引用)

スイスの物理学者ヴォルフガング・パウリ
彼の残した功績はめざましく、パウリとアインシュタインがいなければ理論物理学は学問自体存在しなかったとまで言われています。
そして・・・その人生において不思議なシンクロニシティを起こしていたことでも知られています。

彼は25歳の時にパウリの排他律を発表し、ノーベル物理学賞を受賞するほどの天才です。
そんな超人的な頭脳を持つパウリですが、実験が苦手でした。

なぜかと言うとパウリが手を触れると実験機械が壊れてしまうから。
手を触れずとも実験室に入ると機械が壊れることすらあったそうです。

いつしか周りからは、パウリが装置に触れたり近くに寄っただけでそれを壊してしまう現象のことをパウリ効果と呼ばれるようになったのです。

パウリ効果にまつわる不思議なエピソード

パウリ効果 研究所 エピソード

エピソード1:研究所にて

ドイツのゲッティンゲンの研究所で原因不明の爆発事故が起こった。
またパウリのせいじゃないかと研究者たちが疑ったものの、パウリは出張中で不在。
爆発事故が起きた時間にパウリは研究所から400メートル離れたゲッティンゲン駅に停車中の列車にいた。
移動中のパウリが大学に最も近づいた瞬間だったという。

エピソード2:地下鉄の切符売り場にて

ある日、パウリはふたりの同僚と地下鉄の切符を買おうとしていた。
急いでいた同僚たちは券売機に硬貨を入れたが、なぜか切符は2回とも出てこない。
ところが次にパウリが投入すると、今度はすぐに切符が出てきた。
「対照実験をしよう」とひとりが言って硬貨をもう一度入れたが、券売機はまた故障してしまった。

エピソード3:天文台にて

ハンブルグ天文台より見学に来ないかとパウリに話があった。
自分が行くと高価な機械や器材に影響があると悪いのでと断ったが、周囲の説得により見学に同行した。
すると…ドーム内に足を踏み入れた瞬間、大きな音を立てて望遠鏡の蓋が床に落下、粉々に砕け散ってしまった。

エピソード4:ドッキリを仕掛けられたが・・・

ある時パウリを歓迎する会が開かれたのだが主催者の案で、パウリ効果をまねた仕掛けを仕込むことになった。
パウリが入ってきた時にシャンデリアをわざと落とし、「パウリ効果だ!」とみんなで叫ぶというドッキリ。
しかしパウリが来たときにシャンデリアが落ちることはなかった。
シャンデリアの仕掛け自体が壊れてしまい作動しなくなったからだ。

エピソード5:「137」

パウリは31歳の時に結婚するが、妻に逃げられ心を病んでしまう。
そんな時に偶然出会ったのがシンクロニシティの研究で知られる心理学者のユングだった。

パウリ自身もシンクロニシティや不思議な共時性に興味を持っており、錬金術や数秘術にも造詣が深かった。
ユングはパウリを診察することになったのだが、二人は意気投合し、シンクロニシティに関する研究を発表して大反響を巻き起こした。

そんなパウリには死の直前までシンクロニシティが起きていたという話がある。

パウリは「微細構造定数」を研究しており「137分の1」という数字を導き出した。
彼は終生、微細構造定数の研究に取り組んでおり、普段から「137」という数字にこだわっていたという。

ある日いきなり胃が痛くなり緊急入院することになった。
お見舞いに来たユングが病室に入るなり「君はもうここから出られないね」と言った。

入院していた部屋の番号は137号室だったのだ。
パウリはそれから137時間後に亡くなったという。

● ● ●

このようにパウリにまつわる不思議なエピソードは枚挙に暇がありません。
パウリの友人たちがパウリ効果の実例を根気よく集めていたからだとか。

中には作り話もあるかもしれませんが・・・パウリ自身が友人から聞かされるそうした話を楽しんでいたと言われています。

パウリ効果の原因は人間が発する電磁波か

パウリ効果 電磁波
触っただけ、あるいは近づいてしまうだけで物が壊してしまうパウリ効果。

その原因として考えられるものの一つが電磁波です。

携帯電話やラジオ・テレビの電波など、日常いたるところに電磁波は行き交っています。
安定した周波数の電磁波は問題ないのですが、問題となるのは瞬間的に強いパルス波で出る電磁波

これが金属に当たると一時的に強い電気が流れます。
電化製品はそうした強い電気が流れることを想定して作られていないため、内部でショートしたりヒューズが破損するなどして壊れてしまうのです。

人体には微弱な電流が流れており、脳から発せられた電気信号によって筋肉を動かしています。

しかしイギリスのある女性からは、電気信号とは明らかに違う強い電磁波が出ていることを立証した実験があります。
なぜ電磁波が出るのかはわかっておらず・・・怒りなど本人の感情が昂った時に強い電磁波が放射されるのだそうです。

パウリ効果が起きる人は特殊な能力を持っている?

パウリ効果 才能 超能力
女芸人・友近さんのお母さんが占い師をされているという話をご存知でしょうか。
愛媛県で占いをしており、とてもよく当たると評判で、自身がパーソナリティーをつとめるラジオ番組も持たれています。

そんな友近さんのお母さんですが、ある飲み会の時のこと。
集まったみんなの前で占いをすることになりました。
占うために集中すると・・・その度になぜかお店のテレビが消えてしまう。
それも3、4回という通常では考えられない頻度で。

まさにパウリ効果が起こっていたのです。

高名な気功師が気を出している様子を分析すると、手のひらから遠赤外線や光、そして電磁波が出ているケースがあるそうです。

作曲家の平沢進さんもノートパソコンや音楽の器材が頻繁に壊れるらしいですね
過去のツイートを読んでみると、

●何故ゆえに私の周りにある機械は次々と壊れてゆくのか。
●どうせ私が使うノートブックは皆二年でダメになる。
「初期不良」を掴む達人

といった、嘆きともあきらめともつかぬ投稿がたくさんありました。

天才物理学者、よく当たる占い師、国内外から高い評価を受けている作曲家・・・
「パウリ効果」はそんな特殊な能力・才能の持ち主が引き起こす副次的な効果なのかもしれません。

もしあなたも何故か機械や電化製品が壊れる「パウリ効果」でお悩みなら、実はノーベル賞受賞者にも匹敵する特殊な能力が秘められているのかもしれません。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
また来てね!