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国道41号線・東片端交差点のクスノキが切られない理由は”祟り”のせいか?

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国道41号線 クスノキ

https://ja.wikipedia.org/wiki/国道41号 より画像引用)



前回記事にて、山梨県の某神社の御神木 にまつわる怖い話を紹介しました。

切ってはいけない呪いの木 山梨県初鹿野諏訪神社の御神木の祟りが怖すぎる
※アイキャッチ画像はイメージであり、本記事で扱う御神木とは関係ありません※ 公園に散歩に行ったり、部屋に観葉植物を置いたり。 ...



植物の持つ恐ろしい”祟りの力”。

調べてみると、不思議な噂のある木は日本のあちこちに存在していることがわかりました。



交通量の多い国道にありながら、伐採されずに道のほうが避けて作られている不思議な木。

今回は愛知県名古屋市、国道41号線にあるクスノキについてお話ししましょう。


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国道41号線に立つクスノキ

国道41号線は名古屋市と富山市を結ぶ道です。

その国道41号線の下り車線、東片端の交差点から少し進んだあたりに、一本の大きなクスノキが立っています。



幹周りがかなり太いことから、その樹齢は相当の年月を重ねている事が見て取れます。

樹高はおよそ20メートル

幹回りは3メートルを超え、

樹齢は350年を数えると見られています。



さらにこのクスノキには注連縄がしめられており、御神木だとか神樹の類を思わせるような風格を見せつけています。



何より異様なのは、交通量の多い国道沿いにありながら伐採されず、むしろクスノキを避けて道路が作られていることです。



クスノキは、東片端交差点北側の高速道路入口付近に作られた浮島の上に立ち、

幹には注連縄が張られ、その根元にはお花やお供えものが・・・


クスノキが切られないのは”祟り”のせいか?

車の通行の妨げになりそうな位置に、何やらいわくのありそうな大木。

その幹には注連縄がしめられ、根元にはお花とお供えものが置かれている。



このクスノキには触れてはいけない何かがある。



これだけの条件がそろえば、そんな考えが頭をよぎるのも無理からぬことかもしれません。

以前の記事で触れた、山梨県の初鹿野諏訪神社の御神木 のように・・・



実際にこのクスノキについて検索をかけてみると、一部に「祟りがある」といった噂も存在しているようです。



噂をまとめてみると、



●切ろうとした人に災いが起きる

●道路拡張のため切ろうとしたところ、伐採に関わった人が次々に亡くなった

●病気で亡くなった人がいる

●お祓いをすれば問題ないだろうと、切ろうとした人が交通事故で亡くなった



このような「祟り」を思わせる話を見つけることができました。



「愛知県 心霊」

「愛知県 都市伝説」

で検索すると名前を見つけられるくらい、国道41号線のクスノキは有名らしいです。



しかし・・・


祟りの噂はガセ!クスノキは地元住民によって守られた

残念ながら(?)ネットで囁かれる祟りの噂はガセのようです。



地域の歴史をまとめた文献をあたってみても、

クスノキに関する怪しげな噂は一切記載されておらず、

国道工事関係者が次々に亡くなったなんて事実もありません。



地元の新聞社も、そうした祟りの噂は”迷信”であるとしています。


一部には「クスノキを切るとたたりがある」という“都市伝説”があるようだが、

東区制百周年記念誌「ひがし百年」には、「たたりがあるので伐採を逃れたというのは迷信」と記されている。

『中日新聞』より一部引用



それではなぜクスノキは切られずに残り、道路もクスノキを避けて作られたのでしょうか。



クスノキのある東区一帯は、江戸時代に武家屋敷があり、かつては名木とされる木が26本そびえ立っていました。

中でもこのクスノキは代表的な名木で、地元の人たちに愛され親しまれてきた木だったのです。

ちなみに記録によると、反対側の車線の方にはイチョウの大木を残していたようですが、これは後に台風で折れてしまい、今は無くなってしまっているそうです。



1960年代に入って道路拡張の計画が持ち上がり、クスノキは伐採の危機に直面します。

クスノキの伐採計画を聞いた地元の人たちが、親しんできた木の保存を強く望み、伐採阻止の運動を起こしました



その時、地元小学校のPTA会長や自治会長らが

「地区に残る名木なので、道路の拡幅工事の支障があるかもしれないが現状のまま残してほしい」

と市長に陳情書を出した記録が残っています。

その陳情を受けてクスノキを見に来た市長が「切り倒すには惜しい」と言い、その鶴の一声でクスノキは切られずに済みました



そして1985年、再びクスノキに危機が訪れます。

名古屋高速道路の建設計画で、当初は高速道路を地中に建設する予定だったのが高架に変更されました。

クスノキが建設の邪魔になるため、名城公園に移植する案が出たのです。



高速道路の高架化には、日照権や排ガス問題を懸念する住民から反対運動が起きました。

結果として道路の高架化を受け入れざるを得なかったのですが、クスノキを残す要望は叶いました。

クスノキの近くを通る高架の位置は、木を避けるように、当初の計画より2メートルほど東寄りに作られることになったのです。



クスノキは、木の西側にある花店「名花園」の従業員や地元の人たちが今なお守り続けています。

週に1度、名花園の従業員が根元に花束を供え、年に1度は幹のしめ縄を交換しているそうです。



国道41号線のクスノキは祟りを起こす怖い木などではありませんでした。

クスノキは伐採の危機のたびに住民の力で守られ、今もなお「御神木」として大切にされている木なのです。



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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