猫は死の間際になると、身を隠して誰の目にも触れないところで死を迎えると言われています。
象は死期が近づくと、”象の墓場”と呼ばれる場所に向かい、そこで生涯を終えます。
人にもまた、自らの死を悟る本能があるのでしょうか。
自然死、病死、事故死を問わず、亡くなる前の人がとった不可思議な行動についてまとめました。
これから紹介する行動にもしも該当していたら・・・本気の注意が必要です。
部屋をキレイに掃除する

亡くなった人が直前にとっていた不思議な行動として、最も多く挙げられているのが、部屋を掃除することです。
それも奇妙なくらい綺麗に、そして思い立ったかのように急に掃除を始めるのです。
●普段は掃除をしない友人が妙に部屋を綺麗にしていた。
●別に普段汚く部屋を使っていた子ではないが、それでも不自然なくらいに片付けをしていた。
服をきっちり折りたたみ、本は紐で結んで、部屋の片隅にまとめて置かれていた。
まるで部屋の引き揚げに来たら、荷物をそのまま運べるよう準備してあるかのように綺麗に掃除がされていた。
死について強く意識すると人は法や秩序に敏感になると言われています。
死への恐怖が、法と秩序といった“確かなもの”にすがりつきたい気持ちにさせるのでしょうか。
あなたの身の周りの人やあるいはあなた自身が、普段は掃除なんてしない人間なのに異常なまでに部屋を綺麗に掃除していた場合は注意してください。
右手鏡

「手鏡」や「右手鏡」と呼ばれる行動に気がついたら注意が必要です。
手鏡とは、手には何も持ってないのに自分の掌や手の甲を、まるで鏡を覗き込むかのようにじっと眺めることをいいます。
手鏡は、亡くなる前の人がする行動だと言われています。
また夢の中で掌を凝視する行動をとると危険なんて話もあります。
あなたには自分の掌や手の甲を無意識に眺める癖はありませんか?
その癖が最近になってついたものなら・・・すぐやめるようにした方がよいでしょう。
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普段なら絶対やらないことをする
その人の性格や行動パターン、体の調子から考えて、普段なら絶対にやらないこと、できないことをしていたなら注意してください。●猫嫌いのお父さんが、亡くなる直前にペットの猫を膝に乗せていた。その後、お父さんは眠るように息を引き取った。携帯に残されていたメモリーには、その猫の写真が1枚残されていた。
●旅行嫌いの友人が3泊4日の旅行に誘ってきた。帰って来てからガンであることがわかり、余命も残りわずかであることが判明したという。
●肺癌を患っていたお父さんが亡くなる前に「タバコを一本だけくれ」と急に言ってきた。それまでずっと禁煙を続けていたのに・・・その後、昼寝をしたまま安らかにこの世を去った。
●借りたものを返さないだらしない友人がある日、貸していた本やゲーム、お金まできっちりと返してくれた。「今返さないとまずい気がしてさ・・・」と話しながら。その後事故で亡くなった。
医療現場でも、亡くなる数日前に、
何日も食事をとらなかった人が、好きな食べ物を突然欲しがった
認知症で朦朧としていた人が、急に明瞭になって話をするようになった
起き上がるのがやっとの身体なのに、いきなり歩きだせるまでに元気になった
などのケースが多数報告されています。
亡くなられた後で、あらためて亡くなる直前の行動を振り返った時に、「そういえば・・・」と思い当たることがよくあるそうです。
死が近づいていることを潜在的に感じとり、死への不安や恐怖が、普段気になっているけどできていないことさせる原動力となっているのでしょうか。
黒い人影やかたまりを見る

これは老人養護施設や医療施設の関係者の間で語られている話です。
亡くなる人は直前に黒い影のようなものを見ているというのです。
見えているものは人影だったり、黒いかたまりだったり、あるいは黒い服を着た人や黒い小人だという事もあります。

もしかしたら地域性もあるのかもしれないね
亡くなる本人の後ろに黒い影がかかって見えたり、部屋の出入り口に黒いもやもやしたものを目撃したという話もあります。
この黒い影が西洋でいう死神の正体なのでしょうか。
影が薄くなる 自動ドアが反応しない

死期が近づいてくると「影が薄くなる」という言葉の通り、存在感が薄れていくように感じることがあるそうです。
中には人間らしい感じが無くなり本当に全身が透けて見えることもあるといいます。
お祖母さんが、親族の葬式の手伝いに出かけた時のこと。誰も話かけてこないし、挨拶しても何だかよそよそしい。
「何か変だな・・・」と思っていたところ、しばらくして親族たちが謝りに来た。
親族たちは「雰囲気が違っていたから貴方だと気付かなかった」と、よくわからないことを口を揃えて話していた。
お祖母さんは普段から親族と仲が良くしていたはずなのに、と不思議がっていたのだが・・・その後まもなく亡くなった。
死期が近い人は存在感が薄くなり、親しい人からも違う人のように見えるようです。
これは人だけに限りません。
死が近い人は自動ドアにも反応しにくくなると言われています。
コンビニやスーパーなどで買い物をする時、他の人は普通に開くのに自分の時にだけなぜか自動ドアが開かないなんてことはありませんか?

開くと思っていたドアが開かなくて正面から衝突・・・それから自動ドアがトラウマです
親族や友人に無性に会いたくなる

人が死ぬ時の前兆として子どもの頃に育った家や土地に無性に行きたくなるというものがあります。
具体的な例としては、
突然実家に帰りたくなる
疎遠になっていた親族や友人にやたらと会いに行きたくなる
といったことが挙げられます。
お世話になった人たちにいつまでも自分のことを憶えていて欲しいと願っての行動なのでしょうか。
それとも、死を間近にしたときの寂しさを紛らわせるものなのでしょうか。
最近、子どもの頃の情景ばかりを夢に見るようなことはありませんか?
疎遠になっていた親戚や友人に、無性に会いたくなって、いてもたってもいられなくなることはありませんか?
もしかしたらそれは・・・あなたの魂が近いうちにこの世に別れを告げることを感じているのかもしれません。
他の人には見えない“お客さん”が訪ねてくる

死期を悟っての幻覚なのでしょうか。
それともあの世からの使いなのでしょうか。
死期が近い人には他の人には見えない「お客さん」が見えることがあります。
国文学者折口信夫は死ぬ間際の病床で自宅にいた弟子に対し「お客さんがいらしているのに何をしいてる。早くお茶をお出ししないか」と叱りつけた。
弟子が戸惑っていると眼の前の何もないところを見つめて「ほら、そこにお二人、かばんを持って座ってらっしゃるじゃないか」と言った。
折口信夫の場合は「かばんを持った人」が見えていたようです。
人によっては、
先に他界した旦那や妻が迎えに来た
昔飼っていた犬が部屋に来ている
知らない子どもが遊びに来ている
と、見えているものにも違いがあるようです。
先述した、「黒い人影やかたまりを見る」にも通じる話のように思えます。
二重に見える ぼやけて見える
これはある登山家がインタビューで語っていた話です。その人は山小屋の管理人や遭難救助の仕事を数十年やっていた人で、山岳事故で死ぬ人は顔が二重に見えるのだそうです。
そういう人には登るのを中止するよう忠告するのですが、なぜか絶対に登ってしまい、そして結局亡くなってしまうのだと。
顔がぼやけて見えるというケースもあるようです。
小学生の頃、担任の顔だけがボヤケて見えないという子がいた。
その時は冷やかし半分で聞いてたけど、卒業した後すぐに、その担任が亡くなってしまったことを知った。
まだ38歳という若さだったのに・・・

兵隊さんを見送る時、帰って来れない人はなぜか何となくわかったそうです
悪臭がする

“死臭”とでもいうのでしょうか。
死期が迫っている人は臭いでわかるといわれています。
病気で亡くなる人は錆びた鉄とニンニクを混ぜたような強烈な臭いがするのだそうです。
霊感が強い人だと死期が近い人からはお線香のような匂いを感じることがあると言います。
実際に、ペットとして飼っていた犬が、飼い主に乳癌があることを知らせて命を救ったという話がありますね。
犬は人間の1億倍の嗅覚を持っています。
弱った患者や死に瀕している人からは何かしら臭いがしているのかもしれません。
特に臭いのするものが周りにないのに、錆びた鉄とニンニクを混ぜたような匂いやお線香の香りを感じたなら、あなたのすぐ側にいる人に、病魔や死期が忍び寄っているかもしれません。
おわりに
亡くなる前の人がとった不可思議な行動について、体験談や書き込み等を調べてまとめてみました。今回の記事で紹介した行動に該当するものがあったなら、心身の状態や、今後のスケジュールについて見直してみることを強くおすすめします。
今回の記事で紹介した「右手鏡」と「影が薄くなる」については、自殺願望が強い人にもこれらの特徴が多く見られると言われています。

自殺や病気なら、今の行動次第で救える未来があるはずだよ
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