ヒトラーの予言 20世紀最恐の独裁者のもう一つの顔

ヒトラーの予言






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20世紀最恐の独裁者 アドルフ・ヒトラー

20世紀最恐の独裁者として悪名高いアドルフ・ヒトラー。

ヒトラーは1921年にナチス党の党首となり、1933年にドイツ首相に就任。

その翌年に、ナチス第三帝国の総統となりました。

 

そして第二次世界大戦を勃発させ、反ユダヤ主義をふりかざし、強制収容所で510万~580万人のユダヤ人を虐殺しました。

このことから史上最大級の暴君であることに間違いはないでしょう。

 

ドイツ降伏とヒトラーの自殺により欧州前線は終結。

 

1945年11月20日から約1年間に渡って執り行われた「ニュルンベルク裁判」。

そこでヒトラーのもう一つの顔が明るみになります。

 

この裁判を取り行うなかで、戦争犯罪を行ったナチ党の幹部らヒトラーの側近や最高幹部らの証言から、ヒトラーという人物がただの虐殺王や狂人ではなく、霊能力者でもあることが判明しました。

 

ヒトラーは占星術や魔術に強い関心を持ち、チャネリングも行っていたのです。

ナチス・ドイツは、チャネリンググループを結成して、「オリオン星人」と「シリウス星人」とテレパシーで交信していました。

 

異星人から高度な科学技術の情報を入手し、V2ロケットや大陸間弾道弾ミサイルなどを開発・製造していたのです。

第ニ次世界大戦でドイツだけが異常なほど軍事技術が発達していた理由は、異星人から高度な知識を得ていたからだというのです。

 

そしてヒトラーが残した予言。

これがほぼ正確に的中しているというのです。

 

ヒトラーに囁きかける“あいつ”

ヒトラーは志願して第一次世界大戦から一兵隊として参加していました。

なんとヒトラーは4年間に40回以上の戦闘に参加し、6回もの表彰を受けました。

しかもその任務は、前線に立つという最も危険な任務だったのにもかかわらず、彼は決して死ぬことがなかったのです。

 

アメリカのピュリッツァー賞作家ジョン・トーランドは、ドキュメント『アドルフ・ヒトラー』の中で、ヒトラー自身がイギリスの通信社特派員ウォード・プライスに語った言葉として次のものを紹介しています。

 

「私はあのとき、戦友たちと夕食を摂っていた。

 

すると突然、ある声が私に、『立って向こうへ行け』と命じた。

その声が、あまりに明瞭に同じことを繰り返したので、私は上官の命令を聞くように機械的に従い、20ヤードほど移動した。

 

とたんに、いままでいた場所から衝撃と轟きが押し寄せた。

 

そのときまで私も属していたグループの上に、流れ弾が炸裂して1人残らず死んでしまったのだ。」

 

つまりヒトラーは事前に身に迫る危険を察知することができたのです。

しかしそれは、ヒトラー自身の判断ではなく、何者かの命令に従い、危機を回避していたのでした。

 

「そうだ、それは“あいつ”の命令だった。

あのときから、私には“あいつ”が憑くようになった。

恐ろしいことだ。

 

私は“あいつ”に選ばれて取り憑かれたのだ。」

 

ヒトラーは後に側近たちにも同様のことを語っています。

それだけでなく、語っている最中、ふいに立ち上がって目を剥き、

 

「“あいつ”だ、“あいつ”が来た。また私に未来を教えに来たのだ。

そこにいる、そこだ!」

 

と、あらぬ方を指さして絶叫することもあったといいます。

 

その不思議な力を持つ“あいつ”が、ヒトラーに「人類の未来」を見せていたというのです。

 

ヒトラーの演説は狂信的なパワーを有しており、大衆は魅了され彼の言葉につき従いました。

その底知れぬパワーは、この世のものではない何かが背後からヒトラーに取り憑き操っていたかのようだったと言います。

事実、ヒトラーは演説を終えると抜け殻のように普通の人に戻り、演説の時のオーラは一気に消えてしまったのだとか。

 

ヒトラーは毎晩、

「あいつが来る…あいつが来る…

あいつが未来を見せにやってきた…」

と顔面蒼白となって震えていたといわれています。

 

そして夜になり、「ああ…来た…」と呟くとしばらく自室に籠り、自室から出てきた時には生気を漲らせ、側近らに“あいつ”に見せられた未来を語ったのです。

 

ドイツが戦局で有利に働いていた時のヒトラーは、目を見開き、命令を下す声は完全に別人ようだったと幹部達は証言しています。

 

そして戦局が不利になる時を境に、ヒトラー自身の声で命令を下すようになりました。

この時ヒトラーは、「あいつに会えない」とひどく悩んでいたといいます。

 

ヒトラーに取り憑き、毎晩未来を見せていた“あいつ”とは一体何者なのでしょうか・・・?

 

当時の欧米の諜報機関はヒトラー同様、超常現象を研究し霊能力者を擁していいました。

そしてヒトラーに憑いているのが、どうやら人類創世の頃から地球に暗躍する悪魔、ルシファーであると判断し、慎重な行動を取っていたと言われています。

 

 

ヒトラーの予言

ナチ党最高幹部らの証言によると、ヒトラーの予言は大きく4つに分けられています。

「ヒトラー山荘での予言」

「ヒトラー山荘」とは、ヒトラーの個人秘書を勤めていた政治家マルティン・ボルマンが、ヒトラーの50歳の誕生日を祝して、1940年にバイエルン州ベルヒテスガーデンに建てたという建物の俗称です。

「ケールシュタインハウス」と呼ばれることもあります。

 

ヒトラーはこの山荘において、親しい人々を前にしていくつかの予言を行っています。

 

「総統地下壕での指名予言」

第二次世界大戦でドイツ敗戦が濃厚となってきた時期に、ミュンヘンの地下官邸で語られた予言のことを言います。

これは幹部らを個別に指名して別室に呼び出し、予言を語ったものであることから、そう名付けられました。

 

「ヒトラーの最終予言」

ヒトラーがつくり上げた最強特殊部隊「ニーベルンゲン復讐騎士団」のメンバーらに特別に教え聞かせたという予言です。

ヒトラー曰く、自身の生誕50周年、100周年、150周年に歴史が大きく変わると語っています。

 

生誕50周年  → 1939年 第二次世界大戦がヒトラーにより勃発

生誕100周年 → 1989年 ベルリンの壁崩壊、米ソ冷戦終結、昭和天皇ご逝去

生誕150周年 → 2039年 ???

 

 

ヒトラー最後のラジオ放送

敗戦が決定的となり、ドイツ国民に向けたヒトラー最後のラジオ放送で語られたという予言です。

 

その時に45分ほど放送されたそうですが、現存しているのはわずか7~8分程度。

しかし短いながらも、予言した未来をことごとく的中させてしまっていると言われています。

 

また公開されていない、もしくは消滅したと言われる部分はニュルンベルク裁判により、大英博物館やペンタゴンにて、国家機密として今も厳重に保管されているという説があります。

 

 

ニュルンベルク裁判により語られたヒトラーの素性とその予言は、その全てを公開していません。

それは、すでに第二次世界大戦中からヒトラーは予言を的中させてきたという実績があったからです。

欧米列強の指導者達や諜報機関はそのことを知り、脅威に思っていたのでしょう。

 

ヒトラーの第二次世界大戦後の予言を独占した国こそ、未来の覇権を握ると考えられたのです。

 

 

的中した予言

ヒトラーは、次のような予言をして、的中させています。

 

●ロケット・ミサイルの出現

●コンピューターやロボットの出現

●同盟国日本の参戦についての予言

●ドイツ国民車・フォルクスワーゲンとアウトバーン(速度無制限道路)の出現

●日本への原子爆弾投下に関する予言

●人類の宇宙、月への進出

●ゴルバチョフ書記長に関する予言

 

五島勉『1999年以後ーヒトラーだけに見えた恐怖の未来図』を参照いただければ、詳細な事例が載せられています。

 

ヒトラーの最期にまつわる予言について紹介しましょう。

 

1944年12月頃。

ヒトラーはベルリンの総統地下壕で行われた昼食会において、政治家ヘルマン・ゲーリングとハインリヒ・ヒムラーに向かって、次のように語りました。

 

「私にははっきりと見えているんだが…。

君たち二人は、私の最後の日から七日前に私を裏切ることになる。

 

だって、君たちはアメリカ人と気が合うからね」

 

ヒトラーを前にしたゲーリングとヒムラーは顔が真っ青になり、しばらく震えが止まらなかったといいます。

 

しかし、その後、ゲーリングとヒムラーはナチス・ドイツが敗戦し、1945年4月23日に、アメリカ政府に極秘で交渉を持ちかけることになりました。

 

その交渉内容は、ヒトラーの居場所を教えることや、強制収容所に捕らわれているユダヤ人を解放することなどを前提として、部分降伏を受け入れてもらうというもの。

しかしこの交渉は断られてしまいます。

 

1945年4月30日にヒトラーは拳銃自殺。

それはゲーリングとヒムラーらがアメリカに単独打診した7日後の事でした。