「新世紀エヴァンゲリオン」に秘められたフリーメイソンの教義について語ります。
フリーメイソンのシンボルマーク
世界最古にして最大の秘密結社フリーメイソン。そのシンボルマークである「コンパスと定規」。

その意味は、コンパスは「道徳」を、定規は「真理」を、真ん中にある「G」は、「幾何学(Geometry)」を表しているとされている。
しかしコンパスと定規は表向きの解釈で、あるものの象徴にすぎないとMr.都市伝説こと関暁夫氏は語る。
コンパス、つまり上向きの山形は「剣」、すなわち「男性器」を
定規、下向きの山形は「聖杯」、これは子宮のことで「女性器」を表している。
“大いなる神”と“大いなる母”
その間に生まれた子ども、“GOD CHILD”
すなわちイエス・キリストの事である。
このシンボルマークは、フリーメイソンが「キリストの血脈」を匿っていることを示しているという。
そして、この事を暗示していたアニメが日本でかつて放映されていたのだ。
新世紀エヴァンゲリオンである。
新世紀エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオンに登場する主要な登場人物の名前には、海にまつわる名前がつけられている。例をあげると、
綾波レイ → 海軍駆逐艦「綾波」
惣流・アスカ・ラングレー → 海軍航空母艦「蒼龍」「ラングレイ」
葛城ミサト → 海軍航空母艦「葛城」
赤木リツコ → 海軍航空母艦「赤城」
など、海軍の船から名前がつけられている。
この他にも、ネルフのオペレーターである伊吹マヤ、日向マコト、青葉シゲルの名前も海軍の船に由来するものである。
さらに、新劇場版:破から登場する新キャラ、真希波・マリ・イラストリアスも、イギリス海軍の航空母艦「イラストリアス」が名前の元ネタとなっている。
碇シンジ

この作品の主人公、碇シンジ。
彼の名前もまた、海に由来するものである。
が、船に関する「イカリ」であれば、通常は金偏の「錨」を使用するはず。
なぜ石偏である必要があったのか。
「碇」という文字を偏と旁に分解すると、「石」と「定」の二つの文字に分けられる。
石」と「定」の二つの文字から浮かび上がる言葉。
「石工の定規」
そう、フリーメイソンのシンボルが浮かび上がるのだ。
碇シンジの名字である碇は、母親である碇ユイの姓である。
父親である碇ゲンドウは、結婚の際に妻の籍に入り、碇の姓を名乗ることになったのだ。
ゲンドウの旧姓は「六分儀」。
六分儀とは、航海で用いる海のコンパスである。
父の旧姓・六分儀(コンパス)と、母の旧姓・碇(石工の定規)が合わさって産まれた者。
GOD DHILD
神の児
シンジである。
主人公の家族の名前に、フリーメイソンのマークが隠されているのだ。
エヴァンゲリオンに潜ませたフリーメイソンの教義

エヴァンゲリオンを製作した庵野秀明監督は、とある食事の席で知人に
「エヴァンゲリオンって、フリーメイソンの教義が入ってますよね?」
と尋ねられ、
「そうだよ」
とあっさり答えたそうです。
主人公の家族の名前意外にも、フリーメイソンを思わせる描写が登場します。
●シンジの幼稚園児時代、夕暮れ迫る公園の砂場で、ピラミッドを作っては壊し、壊しては作る作業を繰り返していた
●ネルフ本部の形がピラミッドの形をしている
●使徒で目をモチーフに、あるいは強調したデザインとなっている
●ネルフの上位組織ゼーレが、フリーメイソンや300人委員会を連想させる
●使徒の数が全部で「18」である
使徒の数が全部で18というのは、放映当時から不思議に思っていました。
第一の使徒アダムから始まり、渚カヲルことタブリスで17。
人類(リリン)が最後の使徒という事実を合わせて、使徒は全部で18となるのですが・・・
キリスト教では使徒とはイエス・キリストの弟子たちのことで、数は12人となります。
ここでもフリーメイソンが好む数字「666」を合計した「18」という数字が刻印されているなら納得です。
そして庵野監督がエヴァンゲリオンの前に作った「ふしぎの海のナディア」。
この作品で登場するナディアたちに敵対する勢力、ガーゴイルの服装は、額に付いた目を強調するデザインになっています。
庵野監督はなぜ、フリーメイソンの教義をこうまでして作品に潜ませたのでしょうか・・・?