怖い夢を見てしまう原因と見ないための対処法7つ

怖い夢 対処法 夢占い

夢占いでは一般的に、悪夢は”吉兆”と言われています。

ですから、怖い夢を見たからといって

「悪いことが起こるんじゃないか」

と、過剰に怖がる必要はありません。

 

ですが・・・

頻繁に怖い夢を見るようなら、それは吉兆を知らせるものではなく、

心身や寝環境に問題があるかもしれません。

 

怖い夢を見てしまう原因と、それぞれの対処法について紹介します!






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ストレス

人はストレスを感じていると怖い夢を見ます。特に、寝る直前に嫌なことを考えてしまうと、高い確率で悪夢を見ます。

 

脳は寝ている間も活動を続け、起きているに感じた不安やストレスなどの要素を夢に持ち込こんで、ストレスを解消しようとします。

 

夢とは、現実世界で起きたストレスを解消するために、潜在意識が見せるものなのです。

しかし、現実で受けたストレスがあまりに強すぎると、潜在意識でも回復が追いつかないほどダメージを受けてしまいます。

 

自分でも気づかないストレスや過剰なプレッシャー、漠然とした不安や緊張を抱えているときは、その不安定な心理的状況により怖い夢を見やすくなってしまうのです。

 
対処法
ストレスや不安の原因をしっかり把握できていて、現実で気持ちの処理ができていれば、怖い夢として現れる頻度は少なくなります。

ストレスが原因である場合は、神経を回復させると効果的です。

 

手軽な方法として、身体にマッサージを施し、血流を良くすることが一番簡単でしょう。

 

そして何より、ストレスや不安の原因を明らかにし、適度にストレスを発散させることが重要です。

 

現代社会で、ストレスを抱えずに生活することは困難ですが、ストレスと向き合い、対策を考えることが怖い夢を見ないためのポイントです。

 

お酒 アルコール

寝つきを良くするために、寝酒としてアルコールを摂取する人もいらっしゃるでしょう。

確かに寝酒を飲むと寝つきはよくなるのですが、怖い夢を見てしまう原因にもなります。

 

お酒を飲んだ直後に眠ると眠りが浅くなり、

レム睡眠とノンレム睡眠のリズムが崩れて、怖い夢を見やすくなるのです。

 

これはお酒の量に比例し、多く飲めばその分だけリズムが崩れます。

 
対処法
眠る直前のお酒はなるべく控えることにつきます。

 

飲みすぎによる悪夢の場合は、お酒を飲んだ直後に眠るのではなく、時間を少し置いてから就寝するか、コップ1杯の水を飲んでから眠ると、いくらか改善が期待できます。

 

食べた直後の睡眠

食べた直後に寝ると、胃腸に負担がかかり、その異変を「怖い夢」として教えようとします。

 

特に睡眠中は寝汗を大量にかくため水分が不足し、

胃の内部にある食べ物の刺激が強くなりますし、

身体を横たえることで胃液が逆流する危険性もあります。

 
対処法
食べた直後にすぐに寝ないことで解決できます。

 

就寝姿勢や寝具、寝室環境

夢は、寝ている間に現実で起こっていることを夢に変えて教えることがあります。

 

睡眠中でも体の機能は働いており、目を覚まさないように「夢の中の出来事だ」と錯覚させ、それが怖い夢としてあらわれるのです。

 

つまり、寝室環境が悪いと、怖い夢を見やすくなってしまうのです。

 

例えば、寝具が汚いと細菌が繁殖し、ダニが増えます。

この微々たる負担を潜在意識は敏感にとらえ、怖い夢として反映されてしまいます。

 

●寝具が重い

●うつ伏せで寝ている

●胸の上に手を組んで寝ている

●寝室が明るい

●寝室が暑い(または寒い)

●眠る時、テレビをつけたままにしている

 

これらの項目で、ひとつでも当てはまるものがあれば、寝室の環境を整えてください。

 
対処法
寝室環境を清潔かつ快適に整えることで、怖い夢を見ずに済むようになります。

 

特に枕は顔に直接触れる寝具なので、カバーを清潔に保ちましょう。

また、トイレに行った後で手を洗わずに眠ると怖い夢を見やすいので気をつけましょう。

 

寝室はできるだけ暗く静かな空間にし、眠りを妨げる外的要因を排除するのがおすすめです。

 

生活習慣の乱れ

不規則な生活を長く続けていると、眠りが浅くなって質が低下するため、怖い夢を見やすくなります。

 

レム睡眠が多くなれば夢をたくさん見ますし、

睡眠がしっかりとれていないと体が疲れやすくなって、

その疲れが悪夢を引き起こす原因となるのです。

 

●就寝前の食事

●睡眠不足

●栄養バランスが偏った食生活

●眠りに就く直前までパソコンやテレビ、スマートフォンなどを見ている

 

これらの項目で思い当たるものがあれば、乱れた生活習慣が怖い夢を見る原因となっている可能性があります。

 
対処法
●飲食は就寝2時間前までとする

●6~8時間程度の十分な睡眠をとる

●辛い食べ物や甘い食べ物は控え、栄養バランスの取れた食生活を心がける

●就寝1時間前からテレビやパソコンなどを控える

●寝る前にカフェインなど刺激物の摂取を控える

●寝る前の喫煙を控える

 

すべてを改善というのは難しいかもしれませんが、できることからちょっとずつ取り入れることで、睡眠の質が変わってきます。

 

体調不良

体調が悪いときに感じるだるさも、怖い夢を見てしまう原因のひとつです。

 

風邪や花粉症などで鼻がつまっているだけでも、

「溺れて苦しい」

「首を絞められて苦しい」

といった怖い夢となって現れることがあるのです。

 

更年期障害などの体調不良も長く怖い夢を見続ける原因となります。

 
対処法
●体調が悪いときは、早めに十分な休息をとる
●病気の症状があまりにもひどい時は、薬を飲んで体を楽にしてから眠る

 

身体が辛いときには無理をせず、薬を飲み栄養をしっかり採って、体を楽にしてから眠るなどの適切な対応を心がけてください。

 

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの急激な変化が、体調が大きく変化させ、その違和感から怖い夢を見やすくなります。

 

特に思春期や妊娠中などは体の変化も伴うため、

体の変化に対する不安や違和感が怖い夢を引き起こす原因となることがあります。

 
対処法
ホルモンバランスが変化する事実を把握しておくことです。

ホルモンバランスの変化を、人の意思でコントロールすることはできません。

 

ですが、今はそういう時期なのだと変化を素直に受け入れることで、

上手に不安や違和感と付き合い、怖い夢を見る頻度を減らすことができます。

 

あとがき

以上、怖い夢を見てしまう原因と見ないための対処法について紹介しました。

 

ですが、あまりにも怖い夢が続き、日常生活に影響が出てしまう場合には、精神科にて適切な診療を受けることをおすすめします。

 

うつ病等の精神疾患からくる不眠の場合、神経が過敏な状態にあるため、眠りが極めて浅くなっています。

そのため、とても夢を見やすい状態にあるのですが、感情が不安定な状態にある病なので、

必然的に怖い夢を見やすくなってしまうのです。

 

夢は、潜在意識があなたに送るメッセージ。

 

たかが夢、と甘く考えて放置していると潜在意識からの警告を見逃すことになりかねません。

 

怖い夢を見ないようにすることで上質な睡眠が確保されれば、体調や気分も上向きに変化するはずです。

 

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