商売繁盛、縁結びに学業成就・・・これだけ違う!神社の種類とご利益まとめ

神社の種類





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はじめに

江戸時代、当時の人々の願掛けの内容は、頭痛、疱瘡、虫歯、怪我除け、脚気眼病、夫婦仲、安産、盗賊除けなどにまつわるものでした。

 

健康に関するものが多いのは、現在のように医療が進んでおらず、神様にお願いするしかなかったからかもしれません。

 

人の願いは時代とともに移り変わります。

そして、一口にお願い事といっても、神様によって得手、不得手の分野があります。

 

お願いごとの昔からの定番は、家内安全、無病息災、商売繁盛ですね。

 

高度成長期以降には交通安全と入学試験の合格祈願といったお願い事が急増しました。

最近では、ストーカーや不倫の解消にご利益があるとされる神社まであるのだそうです。

 

今回の記事では神社の種類と祀られている神様の違い、それぞれのご利益についてまとめました!

神社の種類

伊勢神宮
神社は5種類の名で呼ばれています

 

神宮

本来は伊勢神宮のみの社号として使われていました。

現在は、伊勢神宮・熱田神宮・橿原神宮・明治神宮などに神宮の名が見られますが、「宮」という社号を許されたのは11社しかなく、皇室ゆかりの神様を祀っています。

 

伊勢神宮は天皇家の氏神様である天照大御神をお祀りしています。

千葉の香取神宮と茨城の鹿島神宮は中臣氏の氏神様を、

福岡の筥崎宮、大分の宇佐神宮は古代豪族・宇佐氏の氏神様を祀っており、間接的に天皇家と縁があるお宮なのです。

大社

「大社」の号は神社の社格のことで、大社、中社、小社と分けられています。

これは古代国家の祭祀を担った、神衹官制度からきたものといわれています。

 

この号は元々、国譲りを行なった大国主命を祀る出雲大社に使われていました。

現在は出雲大社のほか、諏訪大社・春日大社・日吉大社などにも使われています。

 

地域における、格式が高い神社を意味するようになりました。

 

天皇や皇族を祀っている神社に使われています。

 

神社

最も多く使われています。地域の信仰を集めるお社です。

 

神社を略したもので、「○○社」というように用います。

 

祭神様でここまで違う! その歴史とご利益

稲荷社

稲荷社
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)をお祀りしている神社です。

稲荷神を祭神として祀る神社を稲荷神社と呼び、全国各地に存在します。

 

総本社は京都にある伏見稲荷大社です。

稲荷は、イネナリ(稲成)という意味で、農業の神様でした。

稲は、一粒のお米が育ち、たくさんの実をつけることから、商売繁盛・産業隆盛の神様としても信仰を集めました。

商店内や工場の敷地内、企業のビルの屋上などにも祀られているのを見たことがあるでしょう。

 

全国で2万社あるといわれ、神社数では稲荷神社が最多といわれています。

 
ご利益
もともとのご利益は「五穀豊穣」でしたが、平安時代には「良縁」や「病気平癒」といったご利益も授かれるようになました。

現在では商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神として信仰を集めています。

 

八幡社

近江八幡
八幡神を祭神として祀る神社を八幡神社(八幡社、八幡宮とも)と呼ばれ、祭神である応神天皇・神功皇后をお祀りしています。

全国でおよそ14800社あるといわれ、鶴岡八幡宮や岩清水八幡宮が有名です。

 

八幡神とは応神天皇を神格化したもので、もともとは農耕神、あるいは海の神でした。

武士に広く信仰されたため、武運の神ともされています。

 

総本社は大分県の宇佐神宮です。

八幡神は、大分の豪族・宇佐氏の氏神でした。

が、大和朝廷が九州の隼人を成敗する際に力を授けたとされ、大和朝廷と結びつくことになります。

平安京の守り神として石清水八幡宮が創建されました。

 

鎌倉時代に源頼朝が鶴岡八幡宮を創建したことで、武運・鎮守の神として全国に広まることになります。

 
ご利益
応神天皇からは諸願成就、武勲長久

比売神からは学芸成就、航海安全、神功皇后からは子宝、教育の御利益があるといわれています。

 

国家鎮護、殖産産業、家運隆昌、成功勝利、教育、交通安全、悪病災難避け、子孫繁栄

 

 

天神社

湯島天神
天神・天満とは「天満大自在天神」の名前を略した呼び名です。

菅原道真で有名な神社ですが、道真以前は雷神を祀る神社でした。

雷神は天つ神さま、つまり天神さまの一人です。

 

政治的不遇を被った道真は死後に雷神になったと言われています。

道真の怒りを静めるために神格化し、祀られるようになりました。

その雷神と菅原道真の祟りを結びつけたことから、後に学問の神様と祀られるようになりました。

 

大宰府天満宮や北野天満宮が有名です。

 

道真が優れた学者であったことから天神は「学問の神様」や「受験の神様」として信仰されています。

 
ご利益
芸能上達、受験合格、詩歌、文筆、芸能、学問上達、農業守護、病気平癒

 

神明社

神明社は、伊勢神宮を総本社とし、天照大神を主祭神として祀る神社のことです。

神明神社、皇大神社、天祖神社などともいい、通称として「お伊勢さん」と呼ばれます。

 

伊勢信仰とは、伊勢の神宮に対する庶民の信仰のことをいいます。

祭神であられる天照大神が、皇室の祖神とされているため、農耕儀礼と密接に結びつき、広く信仰を集めてきました。

全国におよそ5400社あるといわれています。

 

祭神の性格から、国家安泰や民生安定など、公的な願いをすべきとされてきました。

しかし時代が下り信仰が民衆レベルになると、その社が持つ由緒・縁起に従って、身近な願いもかなえてくれるようになりました

 
ご利益
国家安泰や子孫繁栄

 

諏訪神社

諏訪大社の御柱
諏訪神社は、長野県ある総本社・諏訪大社より祭神の勧請を受けた神社です。

 

諏訪大明神ともいわれる建御名方神(たけみなかたのかみ)と、その妃である八坂刀売神(やさかとめのみこと)をお祀りしています。

 

諏訪信仰は、雨や風を司る竜神の信仰があり、水や風に関係する農業の守護神と広まりました。

水の信仰から、海の守り神としても信仰されています。

全国におよそ5700社あります。

 
ご利益
妻の八坂刀売神との間に、十三柱の子を産んだことから子宝の神ともされています

五穀豊穣、国土安穏、盛業繁栄、交通安全、開運長寿、武運長久

 

八坂神社

八坂社
八坂神社は、素戔嗚尊命(すさのおのみこと)を祭神とする全国各地にある神社の名称です。

総本社は京都の八坂神社で、祇園さんとも呼ばれます。

 

平安時代に都で流行した疫病を、政治に失脚して処刑された人の祟りであろうと人々は考え、最初はその御霊を祀りました。

しかし怒りはおさまらなかったのか災いは去らず、より強い神仏の加護が求められました。

 

そこで日本神話でヤマタノオロチを退治してクシイナダヒメを救った素戔嗚尊命を祀ったことが起源とされています。

このことから、災厄を鎮める神様として信仰され、全国におよそ2900社あります。

 

夫婦が祀られている神社なので縁結びの御利益もあるとされています。

 
ご利益
厄除け、疾病退散、商売繁盛、水難除去、火難除去、病難除去、五穀豊穣、文学上達、学問上達、縁結び

 

金毘羅神社

金毘羅さん
金毘羅神社は、祭神として大物主神を祀る神社です。

その起源はインドのガンジス川のワニが神格化した神、クンビーラを音写したものといわれています。

香川県琴平町の金刀比羅宮を総本社とし、全国各地およそ1900社存在します。

 

金刀比羅宮は、もとは象頭山の神を祀るものでした。

古くから象頭山は瀬戸内海の航行の目印とされ、象頭山の神は航海安全の神として信仰されるようになったのです。

その他、航海安全だけでなく、祈雨の神として農民からも信仰を集めました。

 
ご利益
農業守護、商売繁盛、金運

 

熊野神社

熊野社
熊野神社は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)より熊野権現の勧請を受けた神社です。

同名、または熊野社などの社名の神社があり、全国各地におよそ3300社あります。

 
ご利益
国土平穏、延命長寿、無病息災、開運招福、出世成功、商売繁盛、病気平癒、厄除け、盗難除け、縁結び、夫婦和合、子宝・安産

 

春日神社

春日神社は春日大社から勧請を受けた神社で、全国各地におよそ3100社あります。

 

祭神は春日神で、天児屋根命、武甕槌命、経津主命、比売神の四柱の神が本体となっているとされています。

平城京に遷都された710年、藤原不比等が藤原氏の氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の御蓋山に遷して祀り、春日神と称したことが起源とされています。

 
ご利益
武道守護、芸能上達、国家鎮護、公開へいあん、安産、病気治癒、厄除開運、延命長寿、縁結び、交通安全

 

白山神社

白山神社は白山の神を祀る神社で、石川県白山市の白山比咩神社を総本社としています。

祭神は菊理媛神(白山比咩神)・伊弉諾尊(イザナギ)・伊弉冉尊(イザナミ)の三柱としているものが多くあります。

 

白山神社は全国各地で2700社ほどあります。

特に岐阜県・石川県・新潟県・静岡県にかけて多く分布しています。

 
ご利益
五穀豊穣、牛馬安産、縁結び、安産・育児、命名、生業繁栄、家内安全、助災、開運招福、交通安全、入試合格

 

住吉神社

住吉社
住吉神社は住吉三神を祀る神社です。

祭神の住吉三神とは、底筒男命、中筒男命、表筒男命の三神を総称するものです。

 

住吉三神はオリオン座のベルトにあたる3つの星を神格化したものといわれ、目印のない海において、方角を指し示してくれる存在でした。

そのため、海の神、航海の神とされ、全国におよそ2100社あります。

 
ご利益
海上安全、漁業・開運・貿易・造船などの守護、陸上交通・航空安全、開運招福

 

日吉神社

日吉神社、日枝神社、あるいは山王神社という社名の神社は、山王信仰に基づいて日吉大社より勧請を受けた神社です。

大山咋神と大物主神(大国主神)を祭神とし、全国におよそ2000社あります。

 

「山王」とは、霊山を守護する神霊のこと。

比叡山の地主神である大山咋神のことを指しています。

 

平安京遷都により、京の鬼門に当たるところに神社が建っていたことから、鬼門除け・災難除けの社として信仰されるようになりました。

 

開拓の神として知られ、酒作りが上手かったことから酒の神とも知られています。

また丹塗の矢の説話で、建玉依比売命と結ばれたことから、縁結びの神様としても知られています。

 
ご利益
産業繁栄、家計繁栄、厄除け、開運

 

恵比寿神社

恵比寿社
蛭子神社はヒルコノカミ、恵比寿神、あるいは事代主命を祭神とする神社で、全国におよそ1500社あります。

 

恵比寿神とはもともと海の神のこと。

海岸に流れ着いたもののことを「えびす」と呼び、それを海の神からの贈り物としてまつる習慣から端を発します。

このことから、豊漁や商売繁盛の神として信仰されるようになりました。

 
ご利益
豊漁繁栄、航海安全、金運良好、交通安全、心願成就

 

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