2016年6月24日に放送された、やりすぎコージー都市伝説SPについてまとめました!不思議な話「不思議な話」の記事一覧です。
この記事の目次
あの歴史的発明の裏にいた日本人
下の写真を見ていただきたい。
よく目にするマンゴーと思われるかもしれないが、世界的にイメージされるマンゴーの実はもっと黄色い。
写真の果物は正式名称アーウィン、通称アップルマンゴーと呼ばれている。
なぜ日本人は赤いマンゴーを好んで食べているのか?
実は赤いマンゴーを作ったのは日本人なのだ。
それも農家ではない。
シャープの副社長・佐々木正氏。
彼が高校生のとき、卒業制作の研究過程で作ってしまったのだという。
この人は世界で初めて電卓を作った人物でもある。
昭和初期の電子計算機は、机くらいの大きさあるとても巨大なものだった。
計算機をコンパクトにする。
当時それは途方もない発想で、周囲からはホラフキ佐々木と揶揄されていた。しかし彼は成し遂げた。
佐々木氏が副社長になったとき、20歳の青年が彼の元を訪ねてきた。
「私には新しいビジネスのアイデアがある。しかし斬新すぎて他の会社からは門前払いされてしいました。どうか、私の話を聞いてください」
彼のいうアイデアとは自動翻訳機。今から40年も前の時代である。
先見の明のある佐々木氏は、青年に見所があると感じ、大胆にも1億円もの資金を提供する。
そしてシャープで世界初のポケット型電訳機「IQ3000」が製品化した。
青年は、この時受けた資金を元手に会社を起こす。
その青年とは、後のソフトバンクの社長・孫正義氏なのだ。
さらに佐々木氏のもとに、またも天才が面会に訪れる。
アップルの創業者・スティーブ・ジョブスだ。
ジョブズが熱望した面会で、彼は佐々木氏に
「あなたのビジネスのルーツは何ですか?」と尋ねた。
佐々木氏は
「僕のビジネスのルーツはアップルマンゴーなんだ」と話す。
リンゴとは北国の、マンゴーは南国の果物。これを組み合わせるのは相当な苦労を伴ったという。
しかし真逆のものを組み合わせることで新しいものが生まれる。それがビジネスだと、佐々木氏は語った。
ジョブズはひどく感動し、「私の会社はアップルというんです。わたしもいつか、マンゴーに出会うかもしれませんね」と話し、彼らは別れた。
それから数年後、アップルは画期的な商品を世に送り出す。
iPodである。
iPodはその操作性やデータ化した音楽を持ち運べるなどの特色があるが、最も特筆すべきなのは、ライバルであるWindowsでも使えるよう設計したことである。
Windowsは、ジョブズにとってのマンゴーだったのだろう。
その偉大な功績を残した佐々木氏だが、なんと今もご健在である。その御年101歳。
雑誌のインタビュアーの「今の夢は何ですか」という質問に対し、
「私の夢は120歳まで生きることです」と話し、
そんなことができるのかとの問いに佐々木氏はまっすぐな目で、
「その方法と理論、もう私の頭の中にあるんです」と答えた。
あなたは彼をホラフキと笑うだろうか?
それとも、もう一度人類に夢を見せてくれるのだろうか。
五輪競技の歴史を変えた伝説の一戦
リオ五輪を間近に控えた今、注目の種目の一つが卓球である。1ゲーム11ポイント先取の卓球は、およそ5分程度で勝敗が決まるスピーディーなスポーツだ。
それにも関らず、1ゲームに10分以上時間をかけてはいけないという時間制限ルールが定められている。
それにはある試合が理由となっている。
1936年に開催されたプラハ大会、ポーランド・エーリッヒ選手とルーマニア・パネス選手との試合で起こったことである。
試合が始まり、なんとラリーが1時間も続く。
当時の卓球はネットが現在のものより2センチ高く、ラケットのラバーの質も劣るものであったため、現在ほどスピーディーなスポーツではなかったのだ。
互いに粘り、相手の力が尽きるまで続くという持久戦になった。
先に音を上げたのは選手ではなく審判の方。交互に首を動かしてボールを凝視するため首を痛め、2人も審判が交代することとなる。
困ったのは国際卓球連盟である。
試合中の二名はとも意地になっているため、試合中のルール変更という強硬策に打って出た。
連盟のメンバーは7人。しかしその場にいるのは6人。
プレー中のエーリッヒ選手もメンバーだったのだ。
エーリッヒ選手抜きで決められるルール改正をエーリッヒ選手は拒み、急遽、卓球台の横に机を置いき、ルール変更の会議がはじめられた。
議論は3時間半に及び、最終的に「1試合は1時間まで」と決まったが、問題はこの試合。
次の一本を取ったものの勝ちとすることとなった。
そこで、エーリッヒ選手は浮き球を出してしまう。パネス選手には絶好のチャンス。
しかし彼はミスショットを出してしまう。
あまりに長時間、同じフォームでラリーを続けていたため、腕が固まってしまっていたのだ。
エーリッヒ選手の粘り勝ちである。
この試合が時間促進ルールの基盤となった。
超大国の大統領に隠された国家機密
ロシアの大統領、ウラジミール・プーチン。彼は国内で、歴史的な高支持率90パーセントを記録している。
そんなプーチンにある噂が囁かれている。
彼は不老不死であるというのだ。
ここ数年の写真を見比べてみると肌つやや目の輝きなどが若くなっているという。
イギリスの権威ある新聞社・テレグラフは、100年ほど前に撮影された軍人の写真を掲載、これがプーチン本人とし、
「ウラジミール・プーチンは不滅なのか? 約100年前の写真で戦闘服が確認された」と記事に書いた。
その写真が真実ならば、プーチンは若返りを繰り返し、ロシアに君臨していることになる。
あと、モナリザとプーチンはちょっと似てる。
レーガン大統領がメイクをしていたと伝えられるように、指導者が見た目を演出している可能性はある。
ロシアと言えば陸上競技のドーピングで有名。
科学の粋を結集させたアンチエイジングを施しているのかもしれない。
死海文書の謎
①死海文書の発見と秘密裏に進められた解読
1947年、死海の北西部「クムラン」にて、羊飼いが壺の中からある巻物を発見した。この巻物はのちに死海文書と呼ばれ、その内容について大論争を巻き起こすことになる。
死海文書は20世紀最大の考古学の発見と言われ、紀元前2世紀頃の書物だと考えられている。
その後、次々に発見された文書群を総称して死海文書と呼び、断片まで合わせると、その数は900に及ぶ。
その内容はほとんどが古代ヘブライ語によって書かれており、解読は困難を極めた。
2000年前の死海周辺といえば、イエス・キリストが生きたいた時代と地域である。
そのため、死海文書はイエスを知る手掛かりになるのではないかと考えられている。
発見当初の盛り上がりとは裏腹に、解読は大幅に遅れている。
それにはバチカンの圧力があったと噂される。
死海文書の預言には、カトリックにとって何か不都合な真実が隠されているとでもいうのだろうか。
死海文書の研究が始まった当初、アメリカやイギリスなどの研究者だけが集められ、解読が進められた。その中にはユダヤ人は含まれておらず、死海文書の研究は秘密裏に行われたのだ。
死海文書が所蔵された場所が、ロックフェラー博物館である。
死海文書の解読は、ロックフェラー財団の莫大な資金を背景に、ロックフェラーの管理下にあったのだ。
②クムラン教団の預言とイエス・キリストの存在
死海文書における謎の一つ、一体誰が書き残したのか?この論争で有力視されている存在が、クムラン教団である。
クムラン教団とは、ユダヤ教の一派「エッセネ派」から構成される集団で、死海文書が発見されたクムランにて共同生活を送っていたとされる。
クムラン教団は厳しい修行により、人智を超えた力を持った預言者集団だと伝えられている。
そしてイエス・キリストもまた、クムラン教団のメンバーだったのではないかと考える説がある。
神からの啓示を記したものが死海文書であるなら、のちに著わされる預言書の元となった原預言書ということができ、終末思想の原点と見なすことができる。
③「ダニエル書」の預言と「戦いの書」が示す2018年
大小900からなる死海文書、その中に「この世の終末」に関する6つの重要な文書がある。「規律書」「感謝の詩篇」「イザヤ書」「ハバクク書」「ダニエル書」「戦いの書」
ダニエル書には終末に関する記述が残されている。
「エルサレムの荒廃の時が終わるまでには
主が預言者エレミヤに告げられたように
70年という年数があることを悟った」
エルサレムの荒廃とは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の異なる宗教が混在する状態を指す。
イスラエル建国は1948年。
この時から70年、2018年に荒廃が終わると読み取れるのだ。
荒廃の終わりとは「再生」を表す。この年以降、新しい時代が始まる。
そして「戦いの書」には光の子と闇の子の戦いについての記述がある。
光とはユダヤ民族を指す。
正義と悪の、40年に及ぶ最終戦争について記されている。
死海文書を手に入れ支配下においたロックフェラーは、「戦いの書」の預言にしたがって行動してきたのではないか。
戦いの書には以下のように記されている
「光の子と闇の子戦い
40年の戦争の中に、5年の前哨戦
そして、6年の準備期間の後
29年の大戦に突入し、世界は終末を迎える」
この終末の時は、ダニエル書と同じく2018年を示すという。
2018年から40年前の1978年。すべてはここから始まった。
すべてをつなぎ鍵となるのは「アルカイダ」。
テロ組織アルカイダと死海文書の間には奇妙が一致が見られるという。
ソビエトのアフガニスタン侵攻をきっかけにイスラム義勇兵が発足、アルカイダ前身組織が成立する。
それが1978年に起こっている。
そしてその5年後の1983年、中東にあるアメリカ関連施設で自爆テロが起こる。
これをきっかけにアメリカが中東問題に介入することになる。
さらに6年後の1989年、ウサマ・ビンラディンがアルカイダの指導者に就任している。
これ以降アルカイダの標的はアメリカにシフトし、世界規模の紛争に突入していくことになる。
アルカイダの誕生、911テロ、ISISの誕生、世界で巻き起こるテロ…
現在、世界は29年の大戦の最中にいるのだ。
④キーナンバー『18』と新時代の到来
ユダヤ人は古来より数字に特別な力を見出し、重要視してきた。2018年の18、ここにも重要な意味が隠されている。
18を分解すると現れる666の数字、これは新約聖書「ヨハネの黙示録」にも登場する。
人々すべてに666の数字が刻まれ、刻印のないものは経済活動ができなくなると記されているのだ。
世界中で始まった国民を数字で管理するマイナンバー制。
この制度の真の目的は、その人間が次の時代にも生き残れるか区別する人間選別にある。
どこで誰が何を、どのような思想を持っているかを管理されるのである。
終末とは一般にイメージされているような、戦争や滅亡を示しているのではない。
今ある人間の姿かたちが変わるのだ。
新しい時代に向けてのサバイバルレースがはじまる。
来るべき新世界に向けて、タイムリミットに向けて刻一刻と我々は試されているのだ。
不老不死がもたらす恐怖
日本の平均寿命は84歳となり世界第一位の座を守り続けている。しかし大正初期における日本人の平均寿命は45歳程度であり、太平洋戦争終結時には50歳を下回っていた。
およそ100年で日本人の寿命が倍くらい延びたといえる。
寿命とは何か。
我々の体を作っている細胞は、絶えず細胞分裂を繰り返している。
細胞分裂の周期が衰えるのが老化、やがて分裂しなくなれば生物は死を迎える。
そして細胞には分裂できる回数があらかじめ決まっている。
染色体の一部であるテロメア。これが染色体をまとめるキャップのような役割を果たしている。
このテロメアの量は決まっており、細胞分裂のたびに少なくなっていく。
そしてテロメアがなくなってしまえば細胞分裂はできない。
故に「死のタイマー」とも言われている。
そのタイマーを止める方法が発見されている。
テロメラーゼという酵素の投与で、マウスや研究者の細胞が若返ったという実験報告がなされている。しかし話はこれだけでは終わらない。
人体には、3歳ごろを境に細胞分裂をしない器官がある。
脳をはじめとする神経細胞だ。
テロメラーゼの投与で細胞だけ若返っても、脳や神経細胞の老化は止められないのだ。
この問題を解決する鍵となる人物がいる。
ブルック・グリーンバーグ、彼女は歳をとらない少女と呼ばれている。
1歳までは順調に成長したがそれ以降成長が止まり、脳も外見も1歳のまま、20歳まで生き続けたのだ。
成長が止まるとは老化しないということ。
彼女は20歳で呼吸器官の疾患によりこの世を去ったが、彼女についての研究は今なお続いている。
これら研究の数々が示す不老不死への可能性。
しかし不老不死という夢の実現は、必ずしも明るい未来へと導くものとは限らない。
人の寿命が延びる、死ななくなる。
そのことにより、人類の急激な増加による食料やエネルギーの不足、深刻な環境破壊が懸念される。
そうなると、人類はこの地球以外の場所に住むという選択肢しかなくなる。
その候補として挙げられているのが火星だ。
実業家イーロン・マスクは現在、火星に着陸できる技術の研究をしている。
火星への移住計画、この技術が確立しなければ、地球は不老不死の人間が犇く恐怖の世界となるかもしれないのだ。