やりすぎコージー・芸人都市伝説で語られた都市伝説をまとめています。
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鍵が招いたOLの恐怖

これはOLをしている25歳の独身女性に起きた悲劇である。
その女性は、引っ越しをするにあたり部屋を不動産屋で探していた。その目的は初期費用の安い物件を探すため。
契約となったとき、不動産屋が彼女に聞いた。
「ドアの鍵は交換されますか?」
初期費用を安く抑えたかった彼女は、鍵は交換しないままその部屋に住むことにした。
それからほどなく、彼女の周りで妙なことが起こり始める。
出勤前にきちんと閉めたはずのカーテンが少し空いていたり、飲んだはずのないジュースの缶がごみ箱に捨ててあったり…
その時は思い違いだと、あまり気にしないようにしていた。
ある日、会社で体調を崩した彼女は早退することにした。
ドアを開けようと手を伸ばしたところ、なんと鍵がかかっていない。
おかしいとドアを開けたところ、男物の靴が玄関に置いてあった。
奥を覗き込んだ彼女の目に映ったのは、彼女のベッドで眠っている見知らぬ男の姿だった。
そっとその場を離れ、近くの交番に駆け込み、見知らぬ男は逮捕された。
調べをすすめてわかったこと、男はその部屋の前の住人ではなかったのだ。
男は部屋の鍵をインターネットの掲示板を通じて買ったのだという。
掲示板には、「25歳、独身女性の鍵、売ります」と書かれていた。隠し撮りされた写真を添えて。
警察はサイト主を特定して逮捕。
そのサイト主がこの部屋の前の住人であった。
警察はサイト主に、鍵を何本売ったのか聞いた。すると
「今までに30本売りました」
合鍵をいくつも複製し、既に30人以上売りさばいているという。
女性は知らず知らずのうちに、30人の男と同居していたのだ。
人類の男女別進化論

男と女は共存するもの。しかしこれは野生での話で、科学の進んだ現代では話が異なる。
生物がもつ性染色体。
男だとXY、女だとXXとなり、これを組み合わせて遺伝子は次の世代に受け継がれていく。だが世代を重ねるにつれ、染色体は劣化・欠損していく。
女の場合はXXなので、染色体の欠損を互いに補い合えるのだが、男の場合では染色体がXとYという別のものであるため欠損を補うことができない。
大きさを比べてわかるほど、Y染色体の劣化は進んでいるのだ。
このままでは男は滅亡、ひいては人類存亡の危機である。
この危機を回避するため、現在の科学では、女性の遺伝子から人工精子を作り出し、新たな命を作り出すことができるようになっている。
しかし、精子から人工卵子を作ることはできない。
女が男を必要としない時代がすぐそこまできているのだ。
では男はどのように子孫を残していけばいいのか。
男に残された道が、人間に一番近い遺伝子の生物、チンパンジーとの結合である。
近い種との結合は、ライオンとヒョウを掛け合わせたレオポンのように、成功例が報告されている。決してできない話ではない。
それでは人間とチンパンジーが結合すればどうなるのか。
その容姿は99%チンパンジーのものになるという。
霊を操る女優
これは、都市伝説テラーが実際に体験した話である。昔、ドラマの撮影で、女優AとSの二人と一緒に中国・長春に行っていた。
そこで宿泊をすることになったのだが、その時用意された宿泊先というのが、なんと戦時中に日本軍が建てた洋館と言われる場所だった。
立派な建物ではあったが、見るからに不気味な雰囲気が漂っている。
彼女に用意された部屋というのが教室ほどの広い部屋で、霊感の全然ないはずなのに入った途端に寒気がしたというのだ。霊感のある人がぶるぶる震えているのがわかった。
その部屋にはベッドが二つある。怖くなった彼女は女性マネージャーを呼び、そのベッドで一緒に寝てもらうことにした。
夜中3時頃。
横で寝ていたマネージャーが突然叫び声をあげた。
驚いて飛び起きた彼女は、マネージャーに事情を問いただす。
マネージャーの話によると、部屋の四隅に緑色の服、兵隊の姿をした4人の男たちが建っていて、彼女たちに一斉に銃を向けたというのだ。
あまりの恐怖に彼女は「もう、出ないでください!」と叱り飛ばした。
すると、霊はいなくなったという。
翌朝、女優のAが彼女に「夜中の3時頃、怖いものが部屋に出なかった?」と聞いてきた。
驚いた彼女は、なぜそれを知っているのかと興奮しながらAに聞いた。
「私の部屋に幽霊が来たから。私はできないから、隣の部屋に行って」とAは幽霊たちに言ったというのだ。
Aの隣の部屋とは、まさにマネージャーと一緒にいた彼女の部屋のことだったのだ。
後日、彼女の家にAが遊びに来た時も、「このマンションは大丈夫ね」と言われ、感謝の気持ちでいっぱいになったとか。
噂では霊が出る部屋では怒った方がいいと言われている。
俳優のM(松平健)も、「いそうだな…」と思う部屋に宿泊する際には、低い声で喝をいれているのだという。
おわりに
この放送回は長くなってしまったので、前編・後編でそれぞれ記事を分けさせていただきました。前編の方は、内容的にいい感じにまとまったように思うのですが、後編、つまりこの記事は実名で出される話が多く、興味深い話であっても都市伝説ではないなと思い、大部分をカットしてしまいました。
「これは本当にあった話…」とは枕ことばであって、本当に事実ならそれは単なる報告。
都市伝説ではないと思うので。
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