この記事は、やりすぎコージーの「社会の裏側スペシャル」「芸能界スペシャル」で紹介された都市伝説をまとめたものです。
ですが、特に社会の裏側スペシャルは内容がきわどく、なによりネタが古いものばかりなので大部分をカットしました。
今さら麻生内閣の話をしても仕方ないので。
やりすぎコージー・芸人都市伝説で語られた都市伝説をまとめています。
前回の記事はこちら!不思議な話「不思議な話」の記事一覧です。
この記事の目次
企業戦略で作られた我々の生活習慣

我々が常識と思っている文化や生活習慣。それはメディアや企業の戦略で作られ、常識なのだと思わされているだけかもしれない。例えばバレンタインデーは、2月に売上が低下するお菓子業界が作りだしたイベントである。
今や常識となっている一日3食だが、100年ほど前までは一日2食で生活していた。
一日3食が生活習慣に根付いたのは、トーマス・エジソンのある一言だという。
発明王と呼ばれたエジソン。
「どうすればあなたのようになれますか?」
と質問するマスコミに、
「一日三食、食べることだ」と回答したのが始まりだとされている。
この答えにはエジソンの策略があった。
この時彼はトースターを発明、製品化していた。
しかしトースターは、当時の電化製品と比べてかなり電力を消費する製品であった。
そしてこの時、エジソンは電力会社の経営も行っていた。
一日に3度食事をとるようになれば、トースターの必要性だけでなく、パンを焼く回数も増える。
トースターを普及させるとともに、自分が経営する電力会社の売り上げを伸ばすことも見据えた答えだったのだ。
教科書にはのらない伊藤博文のエロス

政治家は女好きのイメージがあるが、伊藤博文ほど女好きの政治家はいないという。
ことに芸者遊びが好きで、わざと二流の芸者を呼ぶ。一流の芸者だと、既に誰かのお抱えとなっており、背後を気にしなければならないからだ。
仕事中に酒を飲み、憲法の草案を盗まれたこともあったとか。
女遊びが過ぎて、自宅まで借金の抵当に入れられる始末。
一国の総理がこれではいけないと作られたのが首相官邸だという。
ただ、伊藤博文をはじめ、当時の政治家をただの女好きとは思わないでほしい。
幕末から明治に移り変わった激動の時代。暗殺をしたり殺されたりということは決して珍しくなかった。
酒を呑み、女と遊び、そして命を燃やして国を動かす。
これは彼らの覚悟を持った生き方であったのだ。
徳川埋蔵金の正体

これまでも扱ってきた徳川埋蔵金。この原資にまつわる都市伝説である。
かつて武田家に仕えていた大久保長安という人物がいる。猿楽師の家の生まれであったが信玄に見出され、家臣として取り入れられる。
彼には金を掘り当てるという特異な才能があった。山梨の黒川金山の開発にも携わっている。
武田家は、長安が掘り当てた金で力をつけていったというのだ。
武田家が滅亡した後、長安の才能を見込み、徳川家康が彼を引き取った。
その後も長安は石見銀山、生野銀山、伊豆銀山を掘り当て、その全てを徳川が手中に収めていった。
長安が亡くなった後、家康は墓を暴き、首を斬りさらし首にした。さらに7人の子どもを全て殺害し一族を根絶やしにしている。これを大久保長安事件という。
家康が怒った理由は長安の不正蓄財ではないかと考えられている。その才能で金銀の鉱脈を探し当てた彼は、少しずつ金をちょろまかしていたのだ。
長安の遺体を納めていた棺も金で作られていたという。
そして長安が不正蓄財していた金こそ、徳川埋蔵金の原資となったのではないかと言われている。
黒柳徹子は不死身の女

黒柳徹子には、テレビでは見せない数々の才能があるという。
例えばイギリスの動物園にいる誰が来ても動じないパンダが、彼女を見るなり寄ってきて、ガラス越しにキスをしたとか。
また、水中ヨガができ、着衣したまま水につかると服の重さが数十キロに達するのに、ヨガの姿勢のまま数時間浮いていられるという。歌の紹介番組で、実際に水中に浮かんだまま曲の紹介を行ったことがある。
そして、これは黒柳徹子がアフリカヘ行った時の出来事だ。
現地で、少年達がサッカーをして遊んでいたところ、飛んで行ったボールが地雷原に入ってしまった。
スタッフや現地の人達が危険だから立ち入らないよう必死に止めるのも聞かず、黒柳徹子は地雷原にサクサクと入って行き、ボールを拾って何事もなかったようにスタスタと戻ってきたという。
なぜ入って行ったのですか? 危ないと思わなかったのですか?と問うと、
「それは私には使命感があるからです。
使命感である以上、子どもを救おうとしている人間を、神様が飛行機を落とすわけがない。地雷を踏むわけがない。
そう思って、私は歩いているんですよ」
警視庁にマークされたピッチャー
東京中日スポーツが坂東英二の取材に訪れた時のこと。その時坂東英二は妻の実家におり、そこの庭で取材を受け、「完封したエースの休日」という記事の写真撮影を行った。
翌日、新聞の一面を飾るこの記事と写真を見て、坂東英二の家に刑事8人が押し寄せた。
庭で撮影した写真に、ケシの花が咲いているのが写っていたのである。
ケシの花とは、アヘンやモルヒネの材料となる植物で、一般での栽培は禁じられている。
おそらく、どこからか種が飛んできて自生したのだろう。
そんなことは知らず、愛娘を抱え、白く清廉なケシの花を指さして、満面の笑顔で写真を撮っていたのだ。
たけしが命を張った男
タレントになったばかりの渡嘉敷勝男が街を歩いていると、1人の男と肩がぶつかり因縁をつけられる。元世界チャンピオンである以上、暴力沙汰を起こすわけにはいけない。
渡嘉敷は懸命に謝るが男は許そうとはしない。
それどころかタレントであることに気づかれてしまい、顔を貸せとばかりに事務所に連れて行かれてしまう。
事務所に連れて行かれた渡嘉敷は、スジモノの人たちに囲まれて慰謝料を請求され、罵声と怒声を浴びせられパニック状態に。
そこで、公私ともによく面倒を見てもらっているビートたけしに電話することにした。
電話を受けたビートたけしは一通り事情を聞くと一言、
「よしわかった。ちょっと待っとけ」
すぐにベンツを飛ばし、渡嘉敷が捕らわれている事務所へと駆けつけたのである。
事務所に入る前にビートたけしは運転手に
「おいらが入って15分経っても出てこなかったら警察に電話してくれ」
とだけ言い残して事務所へ入って行った。
5分10分15分…
いつまで経っても出てこないビートたけしを心配した運転手が、何とか事務所に入れてもらうと、そこには構成員たちの前で漫談を披露するビートたけしの姿が。
「たけちゃんの漫談を生で見れるとは思わなかった」
とみんな大喜びしている。
渡嘉敷は無事に事務所から出てくることができた。この出来事をきっかけに渡嘉敷はビートたけしを心から尊敬するようになったという。
この話には後日談がある。
ビートたけしの「お笑いウルトラクイズ」という番組の企画で、縛られたビートたけしのいる建物に火をつけるも、そこからイリュージョンで脱出するというもの。しかしこれは出演者に向けてのドッキリだった。
その時、たけし軍団の人たちがどのようなリアクションをとるのかという企画だったが、いざ本番が始まり騒然となった空気の中で、たけし軍団よりも先に炎の中に突っ走っていったのが渡嘉敷だったのだ。
テレビで放送されなかった超能力者の言葉

日本では超能力の存在は半信半疑であるが、海外では研究がすすめられている。
例えばアメリカのキャサリン・レイという人物は第六感、いわゆる虫の知らせが鋭く、訓練を通じて透視能力を身に付けた。現在、特別犯罪捜査官の一人になっている。
日本で放送していた、テレビを使って未解決事件を捜査するというある番組に、一年前から行方不明になっている子どもを探してほしいというコーナーがあった。
超能力者が子どもが行方不明になった場所に行き、その頃着ていた服を渡して透視してもらったところ、
「この子は今、世界にあちこちにいる」という謎の答えが。
これが何を意味しているのか。
行方不明となった子どもは臓器売買され、世界のあちこちに散らばっていたのである。
この放送回はお蔵入りしてしまった。