ツチノコを糸魚川市でつかまえると賞金1億円⁉ ツチノコ捕獲の懸賞まとめ!

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ツチノコ 懸賞金

日本を代表するUMA(未確認動物)のツチノコ

その姿は伝承や民話の中に登場し、1980~90年代にはツチノコブームが巻き起こりました。



その理由は全国のいたるところでツチノコの捕獲に高額の懸賞金がかけられたから。



いまだに捕獲例のないツチノコですが、

現在もツチノコ捕獲に懸賞金をかけている自治体があるのです!

中には億越えの懸賞金を提示している自治体も・・・



今回はツチノコにかけられた懸賞金を紹介します!


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ツチノコとは

ツチノコ 懸賞金

ウィキペディア「ツチノコ」 より画像引用



ツチノコとは、日本に生息すると言い伝えられているUMA (未確認動物)のこと。

その形は鎚(つち)に似た形をしており、胴が太いヘビのようだと言われています。



ツチノコの特徴として、

30~80センチメートルくらいの大きさ

三角形の頭を持ち、太くて短い胴体に細い尾がついている

マムシのような縞柄がある

2メートルほどのジャンプ力がある(5メートル、10メートルとの説も)

垂直に立つことができる

蛇行せず、尺取虫のように体を屈伸させて進む

尾をくわえて体を輪にして転がる

「チー」などと鳴き声をあげる

まばたきをする

春から秋(4~11月)に出没する

猛毒を持つ

日本酒が好き

寝るときにいびきをかく

味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き


最後の3つはお酒好きのおじさんみたいな特徴


北海道と南西諸島を除く日本全国で目撃例があるとされ、

筒マムシ、キネノコ、 ツチ、ワラヅチ、俵蛇、徳利蛇、苞蛇、五八寸、 亀の子、コロゲ、コロガリ、テンコロ、とび蛇など

全国にはツチノコと思しき生き物の呼び名が50種類ほどあるそうです。



ツチノコは1980~90年代にブームが起こったのですが、

もっと古くからある伝承や文献でその姿はその姿は伝えられていました。



ツチノコは妖怪の野槌のづち)」と同一視されることもあり、

江戸時代中期の図説百科事典『和漢三才図会』にて、ツチノコは「野槌蛇」として絵入りで紹介されています。

野槌に関しては鎌倉時代の仏教説話『沙石集』にて「徳のない僧侶は深山に住む鎚型の蛇に生まれ変わる」とあり、

『古事記』『日本書紀』では、草の女神・カヤノヒメの別名とする説があります。



さらに時代をさかのぼると・・・

なんとツチノコが描かれていると言われている縄文時代の土器があります。


ツチノコ 縄文土器

公益財団法人 八十二文化財団 より画像引用



三角形の頭に大きな丸い目、そして太く膨らんだ胴体。

その背中には小さい同じようなものを四つのせ、それぞれに縞模様が彫られています。

蛇が幼体を背負った姿と説明されていますが果たして・・・?



また、岐阜県でも異形の動物と思しき縄文時代の石器が出土しており、その形から幻のつちのこ型石器と紹介されています。


億越えの賞金も! ツチノコ捕獲の懸賞一覧

賞金1億円!新潟県糸魚川市

ツチノコ 懸賞金 新潟県糸魚川市

「つちのこ探検隊」より画像引用

現在ツチノコの捜索に最も力を入れている自治体といえば新潟県糸魚川市でしょう。



糸魚川市能生地区の山中にてツチノコの目撃情報があり、「つちのこ探検隊」を結成。

2006年より毎年ツチノコの捜索が行われ、世界で初めてとなる「ツチノコ捕獲」を目指しているといいます。



ツチノコに関する情報提供者には以下の賞金および景品が贈呈されます。



生存捕獲 : 賞金1億円

写真提供 : 賞金10~100万円

発見情報 : ナカシマ製「つちのこ饅頭」



生け捕りで賞金1億円というのもすごいですが、

写真だけでも10~100万円を贈呈するとは気前の良い話ですね!



特設サイトも作られており、毎年5月~6月に糸魚川市の自然を散策する、ツチノコ捕獲に向けての活動を行っています。

ご興味のある方は下のリンクからどうぞ。



つちのこ探検隊 (※ 結構大きい音が出ます ※)


岐阜県東白川村 つちのこフェスタ

公式マスコットキャラクター「つっちー&のこりん」

東白川村公式サイト つちのこフェスタ より画像引用

岐阜県東白川村はツチノコの目撃証言が多く、全国でも有数のツチノコ目撃多発地帯といわれています。


ツチノコの資料館「つちのこ館」とか「つちのこ神社」があるのも東白川村だね


毎年5月にはツチノコ捜索のイベント「つちのこフェスタ」が行なわれています。

パスポート(1000円)を購入し、山に入ってツチノコを捜すようですね。



もしツチノコを見つけた場合の賞金額は100万円+α

平成元年以降1万円ずつアップし、平成30年の賞金額は129万円でした。

(※今年度は悪天候予想のため中止になったそうです※)



つちのこフェスタではツチノコ捜索の他、ステージイベントや餅投げ、お楽しみ抽選会、山菜や特産品の販売などのイベントも企画されているようです。


学研ムー編集部 賞金100万円

ツチノコ 懸賞金 月刊ムー

学研ムープラス より画像引用

私も愛読している、世界の謎と不思議に挑戦するステキな雑誌『ムー』。

ムーも1989年7月号「ツチノコ生け捕り賞金100万円」にてツチノコに懸賞金をかけ、読者に捜索を呼びかけていました。



正確にはツチノコ捜索を「まだ呼びかけている」と言います。



当時の誌面を振り返ると応募期限が設定されていないうえ、現在まで「ツチノコ捜索の打ち切り」は発表されていない、と。



そしてムーでは1989年以降もツチノコについて遺骸や目撃証言、伝承について調査・レポートしています。

それでいて「実は懸賞金だけ打ち切りです」というには無理がある、

だから「ツチノコ生け捕り賞金100万円」はいまだ有効だということです。



多大なる問題は

「本当に生け捕り報告があった場合、編集部は100万円を用意できるのか?」

ということ。



記事中にて編集長に確認したところ、

「自分も入社前のことだから……当時の編集長と役員になんとかしてもらおう!

という回答でした。

だから読者の方々は安心して捜索に乗り出してほしいとのことです。


三上編集長ならきっと何とかしてくれるよ

西武百貨店 賞金30万円

ツチノコ 懸賞金 西武百貨店

1973年西武百貨店が作成したツチノコの手配書です。

江戸時代風でしょうか、とても凝った作りになっていますね。

下の方には西武百貨店のロゴが入っています。



生け捕りなら「金30万両」を進呈、

死骸でも「金10万両」、写真でも「金6万両」が送られるとありますので、

生け捕りなら30万円、死骸で10万円、写真で6万円の賞金が受け取れるということでしょう。



気になるのは1973年の手配書が今も有効なのか否かということ。

他のサイトでは「手配書の賞金は現在も有効」と書いてあったのですが、

西武百貨店のホームページにはツチノコに関する項目は一つもありませんでした。



ツチノコを見つけた場合は賞金1億円の糸魚川市に持って行った方がよいのかなと思います。


ツチノコに2億円の懸賞金をつけた兵庫県千種町

兵庫県北部にある但馬地方ではツチノコの目撃情報が多く、過去に50件以上の目撃情報があるそうです。



但馬地方にある千種町(現宍粟市)では過去最高額、

なんとツチノコの生け捕りに2億円を支払うと宣言していたのです!



千種町は当時、人口およそ4000人の過疎の町でした。

町おこしを思案するうちにツチノコ伝説が持ち上がり、1992年度一般会計予算にツチノコの「捕獲賞金費」を計上。

千種町内で生け捕りにすれば、年間の町税収入分にあたる現金2億円」の賞金を支払うとしてきたのです。



それ以来「ツチノコ指名手配」の看板を道沿いや公的施設の壁などに立て、

町内のスキー場でイラスト付のチラシを使うなど「ツチノコの町」として県外にも知れ渡ったのですが・・・

2005年4月1日に宍粟郡の4町が合併、千種町は宍粟市となってしまいました



この合併の際にツチノコ捕獲の賞金2億円に対し、他の3町から「現実性のない予算を組むのはおかしい」と異論が噴出

新市の発足時にツチノコの捕獲賞品費が予算化されることはなく、ツチノコ捕獲賞金の継続は断念せざるを得ませんでした。



今は道の駅 ちくさにて、レジ袋やスタンプラリー、設置してある看板にツチノコのイラストを見ることができます。


兵庫県美方町 別荘地100坪

これまでツチノコ捕獲の賞金についてお話ししてきましたが、

過去にはお金ではなく土地を賞品にしたこともありました。



温泉やスキー場、そして日本海と豊かな自然に囲まれた美方町(現香美町)では、

1990年にツチノコ捕獲者には別荘用の土地100坪と建築木材を進呈するとしたそうです。



ですが当時の町長の私有地だったため、寄付行為に当たる可能性が指摘され問題に・・・

なので今も賞品が変わらず受け取れるかはわかりません。



ちなみに香美町では「美方つちのこ探検隊」が結成され、2006年以降、毎年ツチノコの探索が行われています。

時々ツチノコの死骸っぽいものが発見されていますが、鑑定結果はほとんどが外来種のトカゲなんだとか。



その他、香美町には捕獲したツチノコを飼うための「つちのこ飼育庭園」も設置されています。


岡山県吉井町 賞金2000万円

ツチノコ 懸賞金 赤磐市

赤磐市ホームページ「ツチノコ情報」 より画像引用

2000年5月21日。

岡山県吉井町(現・赤磐市)黒沢地内で田んぼの草刈をしていたNさんは草むらに、隠れた蛇に似た謎の生き物と遭遇しました。

その頭は「ドラえもんそっくりだったといいます。



草刈り機による一撃を受けた謎の生物は水路に逃げ込み、

4日後、近くに住む主婦がこの生物の死骸を見つけ丁重に葬りました。



その話を聞いた旧吉井町役場の課長はその生き物はツチノコではないかと考え死骸を掘り出し、川崎医療福祉大学に鑑定を依頼したのです。



ツチノコではないかと話題になったものの、鑑定にて謎の生物はヤマカガシと判明

ツチノコになれなかったヘビということで、ツチノコとアスナロを合わせて「ツチナロ」と命名されることになります。



これを受けて吉井町は諦めると思いきや・・・

ツチノコは確かにこの地に生息しているとの確信を強めていきました。

この地域では以前からツチノコらしき生き物の目撃情報があったからです。



そうして「黒沢つちのこ研究会」が発足、

ツチノコの生け捕りに2000万円の賞金を出すことを決め「つちのこ基金条例」を制定、

さらに「つちのこ特別捜査員」が結成されツチノコ捕獲作戦を展開していきます。



「つちのこ基金条例」にはツチノコの捕獲者が出ない場合、

賞金は毎年1万円ずつ増額されると明記され、

平成の大合併によって赤磐市となった後も引き継がれています。



赤磐市のホームページを見ると「市政情報」の中に「つちのこ情報」という項目があり、

ツチノコに関する情報や捕獲する道具についての説明が書かれています。



気になるのは現在の赤磐市のホームページに「賞金」に関する項目がないこと。

手配書の画像は掲示されているのですが、それも「2015万円」となっているんですよね。



単に画像を差し替えていないだけかもしれませんが・・・

今までの盛り上がりが凄かっただけに、ツチノコへの熱が冷めたとしたらちょっと寂しい気がします。


広島県上下町 賞金300万円

ツチノコ捕獲に関する賞金について検索すると、

「広島県上下町 賞金300万円」(平成元年)といくつも出てきたので調べてみたのですが・・・



どうやらそれらのサイトはコピペを貼っただけらしく、

本当に賞金を出したのか、どういう経緯があったのかはわかりませんでした。



見つけることができたのは特産品のつちのこ饅頭のみ

ツチノコに関する謂れがあったようです。


和歌山県すさみ町 賞金100万円と副賞イノブタ1頭

和歌山県すさみ町にて1990年ごろに行われたイベントです。



イノブタが名物のすさみ町にはすさみ町を領土とする独立国イノブータン王国があり、

そのイノブータン王国の中でツチノコを見たという人が数名現れたことに端を発するようです。



その時の手配書では、

生け捕り100万円、死骸には50万円、ぬけがらでも30万円の懸賞金が出され、

町は一攫千金を夢見る人々であふれたと言います。



そして「生きたままのツチノコ」なら、副賞に名物であるイノブタ1頭」がまるまる進呈される予定だったのです。


奈良県下北山村 賞金100万円

1989年4月22日、奈良県吉野郡にある下北山村ツチノコ共和国の建国宣言を行いました。



下北山村では昔からツチノコの目撃報告が多発していました。

ある日、村人のひとりが「裏山でツチノコを見た」と言い出したことをきっかけに、「自分も見た」と名乗り出る者が相次ぎ、合計6人がツチノコを目撃していたことが判明。

これを「村おこしに生かさない手はない」と考えた村会議員の野崎さんは、民間有志・行政職員の協力を得て、ツチノコ探検イベントを開催します。



100万円の懸賞金をかけて全国から探検隊を募ったところ、マスコミが取り上げたこともあって応募が殺到

定員を超える100名以上が集まり、村は一躍有名になりました。

探検イベントの翌年に行われたツチノコ共和国建国は、その勢いを買ってのものだったのです。



一時は全国から探検隊が押し寄せるほど隆盛を見せたツチノコ共和国でしたが・・・

建国時が一番のピークで、ブームの終息に伴い町おこしは行き詰まってしまいます。



ツチノコ共和国の議長である野崎さん曰く、

ツチノコには人間の意思がわかるという神秘的な力があり、捕まえようとするとそれを察知して現れないのだとか。



それでツチノコを油断させるべく蛍やコウモリの見学会を企画したのですが、

2004年に起こった台風で蛍の生息場所が壊滅

会員から会費・・・もとい国民から税金を徴収するにも、探検隊がなければそれも撤廃せざるを得ませんでした。



一応ツチノコ共和国は存在はしているものの、実際に動いているのは野崎さんと女王(奥様)のお二人だけの様子。

再生の道はかなり厳しいようで、もうツチノコに縛られるのはやめ、現在は「大人の林間学校」なる取り組みを始められているようです。


おわりに

ツチノコの賞品、というより地方自治体の地域活性化の興亡をお伝えしてきました。



1980~90年代というと私が生まれたか生まれてないかくらいの時代の話で、つまり私自身はツチノコブームは経験していないんですよ。

だからツチノコについて一番盛り上がっていた楽しい時期のことは知らず、イメージと持っているのはその後の衰退というか・・・

もっと楽しい記事にするつもりだったのに。


書いていてこんなに物悲しい気持ちになるとは思わなかった


オカルト好きとして、今なおイベントを継続してくれている糸魚川市、東白川村には今後も頑張っていただきたいと願います。

たとえ参加者の真の目的が山菜の購入だったしても・・・!



最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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