手相からは能力や特性を読み解くことができます。
あなたの考え方や資質などを知ることで、向いている仕事を知ることもできるのです。
今回紹介したいのは事務職に向いている人の手相についてです。
事務職は特に女性に人気の仕事ですね。
まだ事務職の経験のない人でも、一度くらいは仕事の候補として事務職を考えたことがあるのではないでしょうか。
事務職に向いている手相には、今回紹介するような特徴的な線があります。
是非あなたの手のひらにもないか、手相の線を見てみてください！
この記事の目次
事務職に求められる資質・能力とは
「事務の仕事なんて誰にでもできる」
そんなふうに考えていたりしませんか？
確かに事務の仕事に就くのに、何か特別な資格や専門的な知識が必要になるわけではありません。
しかし資格や知識以上に難しいのは、いくつもの仕事を確実に丁寧に素早くさばいていかなければならない要領の良さです。
周りから「あれお願い」「これもやっといて」と頼まれるのは事務職の日常。
やることリストなんて一瞬でいっぱいになってしまいます。
自分のペースよりも人のペースに合わせて仕事をしなければならないのです。
●慎重にミスなく仕事をこなす
●真面目で誠実、バランスよく仕事ができる
●人と人、部署と部署の調整が上手
●いつも明るく周りに対して気配りができる
●周りに合わせてサポートができる
こうした事務職に求められる資質や能力を示す手相の線を紹介していきたいと思います！
手相は右手と左手のどちらを見る？
手相は右手と左手のどちらを見て占えばいいのか。
これは流派や占い師によって考え方が違っています。
利き手の手相を見たり、男性か女性かで見る手が違ったり、年齢で区分したり、手を組んで下になった方を見たり…
ですがどの流派であっても、両手の手相をしっかりと見て占うという点は共通しています。
左手は先天的な運勢、あなたが生まれながらにして持っている運勢を表していると言われています。
右手は後天的な運勢、あなたの行動や考え方によって変化した結果が表れていると言われています。
あなたが事務職に向いているのを知りたいのでしたら、変わらない気質や性質を表す左手を見て判断します。
あなたがすでに事務の仕事をしていて「今の仕事でいいのか」など今後の展望について知りたいのでしたら、変化を表す右手を見て判断します。
ですが手相を見る時は片手だけではなく、両手を見て総合的に判断するようにしてみてください！
事務職に向いている手相
頭脳線と生命線がくっついている人は慎重派！
頭脳線（知能線）とは、人差し指と親指の付け根の間から始まり、手のひらを横切る線のことを言います。
頭脳線を見ることで、あなたの考え方の傾向や特徴について知ることができます。
仕事とは「考え方」と「得意不得意」に密接に関係しているものですから、仕事に関して知りたいことがあるときは必ず頭脳線を注目することになるのです。
頭脳線と生命線がくっついている手相の持ち主は事務職に向いています！
頭脳線がどこから始まっているかで「あなたの行動力」を読み解くことができ、くっついている距離によって慎重さの度合いが変わってきます。
頭脳線と生命線が5ミリ以上離れている人は「離れ型」と呼ばれ、冒険心にあふれ大胆な行動を取ることができます。
このタイプの人は事務職は難しそうですね…
頭脳線と生命線の距離が5ミリより短いか、同じくらいの場所でしたら行動力は標準レベルです。
一方、生命線の途中から頭脳線が出ているような人は、石橋を叩かなければ渡れないぐらいの慎重な性質をしています。
慎重すぎて決断までに時間がかかりすぎることもありますが、慎重な分だけ失敗は少なく、ミスや失敗を起こす可能性は低いでしょう。
作業をそつなくこなし、誠実な人柄から周りや客先からも信頼される仕事ができます。
正確さを求められる事務職に適した能力といえるでしょう。
そして継続力では優れた面をもち、コツコツと積み重ねていく地道な作業も苦になりません。
事務系の仕事でも集中力が途切れることなくミスのない仕事ができます。
一つのことを粘り強く頑張り続けていくことができますので、長い経験を経てその分野のスペシャリストになることもあります。
しかし変化には弱く、目まぐるしく変化の激しい世界や環境にはあまり向いていません。
その継続力が仇となることもあり、向いていない仕事やブラックな労働環境でも、不満を抱えながらも無理して頑張り続けてしまうことがしばしば起こります。
良くも悪くも、最初に踏み込んだ職場によって人生が決まりかねません。
もしあなたにこの手相があった場合は、しっかり吟味して良い環境の職場を選ぶようにしましょう。
直線型の頭脳線は現実思考！
頭脳線がまっすぐ直線的に伸びている手相の持ち主は事務職に向いています。
まっすぐ伸びた頭脳線は「直線型」と言われ、頭脳線は傾斜しているのが標準的ですから、やや珍しい手相と言えます。
直線型の性質としては、真面目で責任感が強く、バランス感覚に優れた安定感のある人です。
事務職に求められるのはスペシャリストよりもゼネラリスト。
一つのことに秀でた技術力や知識よりも一通り以上のことがこなせる、バランスのとれた考え方と知識のある人物が求められます。
さらに現実的な思考をするタイプで、お金や時間などといった数字に置き換えられるものの管理に優れています。
このことから、直線型の頭脳線の持ち主は事務職に適した手相の持ち主といえます。
型にはめていく能力があるので、マニュアルや作業手順がはっきりした会社なら、より一層あなたの能力を発揮できるでしょう。
また、数字に関連する仕事にも向いているため、経理や会計と言った仕事にも適性があります。
キャリアアップのために、簿記などの会計系の資格に挑戦してみてはいかがしょうか。
頭脳線が月丘の上部に伸びている人は調整が上手！
手首のすぐ上にある小指側のふくらみのことを月丘と言います。
この月丘は「想像力」「芸術性」「精神性」といった意味を持っています。
頭脳線が月丘の上部に向かって伸びている手相の持ち主は、適度な論理性と想像力を持ち合わせており、バランス感覚が優れています。
人と人、部署と部署の間に入り、サポートなどの調整を上手にこなすことができます。
もしも頭脳線が月丘の下の方まで伸びているようだと現実感に欠ける人になってしまいます。
頭脳線が短い場合は即断即決の傾向がありますから、あまり考えずに勘を頼りに行動する人になってしまいます。
月丘の下の方まで頭脳線が伸びてしまっている人で事務職を志望する人は職場選びが大切。
想像性やクリエイティブ力がありますから、提案ができる仕事や自分のペースで作業を進められる職場を選ぶとよいでしょう。
感情線が人差し指と中指の間まで伸びている
事務職は、外回りをする営業や日々違うお客さんを相手にする接客業とは違い、仕事をする場所や関わる人がほぼ固定されている仕事です。
どんな仕事にも言えることですが、仕事は一人ではできませんし人間関係は大切です。
中でも事務職はよりその要素が強い仕事と言えるでしょう。
感情線が人差し指と中指の間まで伸びて終わっている人は、情に厚くて明るく、周りの人に気配りができる手相の持ち主です。
自分のコミュニティを大切にし、職場のムードメーカーとして中心的な人物になるでしょう。
人を大切に思うがゆえに「みんなから愛される手相」といっても過言ではありません。
また、仕事に対する意欲や忍耐力を示す土星丘（中指の下のふくらみ）と、名誉や社会的地位を表す木星丘（人差し指の下のふくらみ）の間に線が通っています。
この土星丘と木星丘のパワーをバランスよく享受できますので、仕事に対する責任感が強く人からの信頼も厚いという手相でもあります。
ただ、人間とのつながりを大切に思うあまり、合わない人間とはとことん合わないという欠点もあります。
特に自分のコミュニティの和を乱す人間には容赦なく接してしまうところがあります。
新しく入ってきた若手社員や、自分より後に配属となった上司など、「新顔」にキツく当たってしまうことがありますので注意してください。
運命線が薄い人はサポートが上手！
手のひらの中指に向かって縦に伸びる線のことを運命線と呼びます。
仕事運を表す線で、この線がどこから出ているか、濃いのか薄いのかによって仕事運の状態を見ることができます。
基本的な線ではありますが、人によっては運命線が手のひらにないことも。
女性の場合は男性と比べ、運命線が薄かったり無かったりする傾向があります。
運命線が薄い、または無い手相の人はサポート的な役割に向いています。
運命線は運命や未来を自分で切り開ける力、つまりは強い自我や主体性を持って生き方を決めていける線です。
濃くて長い運命線の持ち主は、目指す方向に向けて自分でガンガン突き進んで行くとよいでしょう。
自分で決めて行動できるからこそ、人のサポートは調整には向いていません。
逆に運命線が薄い人は、責任が重い仕事や自分が中心となって働くのは向いていません。
主体性も弱まるため、自我を抑えて周りに合わせることができます。
仕事の負担は少ない方がよく、仕事とプライベートのバランスを大切にしたいと思う人が多いです。
運勢的には、無理に仕事を頑張ろうと思うより、家庭やプライベートを重視する生き方が合っているでしょう。
独身者の場合は、仕事に励むより、良い相手を見つけて結婚する方が人生としての満足度は強くなるかもしれません。
この手相の持ち主は収入が安定している公務員、大企業の会社員などに向いています。
周りと協力してやっていくことが得意ですので、部署の人間関係や人脈を大切にして下さい。
この記事のまとめ！
事務職に向いている5つの手相を紹介してまいりました。勘違いしないでいただきたいのですが、これらの線がなかったからといって事務職が向いていないわけではありません。
またこれらの手相の持ち主は事務職以外の仕事を選べないわけでもありません。
一番大切なのはあなたの気持ちです。
どうしても事務の仕事に就きたいのであれば、手相が良くても悪くても挑戦してみてください。
重要なのはあなたの資質や特性を知ること。
手相はそのための一つのツールにすぎません。
慎重なタイプなのに、即断即決を求められる仕事を選んでしまうとしんどいです。
人間関係を大切にしたいタイプなのに、人を人とも思わない職場は辛いです。
家庭を大切にしたいのに、プライベートを犠牲に強いるような会社では続けられません。
どんな資質や特性も、見方次第で長所にも短所にもなります。
手相を見ることであなた自身に気づき、あなたに合った仕事と職場を見つけていただきたいと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
また来てね！