ポケットモンスター金銀・ハートゴールド・ソウルシルバーにまつわる都市伝説まとめ

ポケモン金銀

前回に引き続き、ポケモンにまつわる都市伝説を紹介します。

 

2作目のポケモン金銀は関西地方が舞台ということもあり、関西生まれ・在住の私としては、友人や家族と盛り上がった記憶があります。
今回はゲームボーイカラーで発売された第2世代、ポケモン金銀

そしてリメイクであるハートゴールド、ソウルシルバーにまつわる都市伝説をまとめました!






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赤いギャラドス

赤いギャラドス
 

赤いギャラドスにまつわる都市伝説である。

 

その昔、コイキングは食用として大事にされており、人々を飢えから救っていた。

しかし、時が経つにつれ、人間は次第にコイキングに対する感謝を忘れ、当たり前のように食するようになっていった。

そして挙句の果てに、食べるわけでもないのに、むやみやたらにコイキングを殺す者まで現れた。

ある一体のコイキングが進化してギャラドスとなり、人間に復讐をした。

 

その時の返り血が体について取れなくなってしまったのが、赤いギャラドスだという。

 

金銀のレッドは幽霊

金銀水晶、およびリメイク作品であるハートゴールド・ソウルシルバーでは、全てのジムを制覇した後、シロガネやまにて前作の主人公のレッドと対戦することができる。

 

しかし、このレッドは一切言葉を喋らない。

セリフは常に「…」となっている。

話しかけても無言。

勝負に勝っても無言でその場を立ち去るのみである。

 

マサラタウンにいる彼の母親に話を聞くと、ずっと家に帰らず、便りもよこさないという。

 

レッドのいるシロガネやまは、フラッシュを使用しなければ先に進めないほどの暗さである。

そして、主人公に敗北するとまるで幻だったかのようにいつの間にか姿を消していることから、レッドは死亡しており幽霊になっているという説が流れたのだ。

 

 

しかし、レッドのライバルに密かに主人公に敗北したことを伝えており、BW2では他のポケモンリーグチャンピオン達と共に「ポケモンワールドトーナメント」に出場している。

このことから、レッドは幽霊などではなく、ちゃんと生存していることが伺える。

 

現在は「修行のためにシロガネやまに篭り、野生ポケモンと戦っている」という説が有力とされている。

登場しても終始無言であることに関しては、初代の主人公はもともと無口という設定だから、という話で落ち着いているようだ。

 

トゲピーの鳴き声

トゲピー
トゲピーの鳴き声は

 

“choke it, please.”

 

と言っているように聞こえる。

Chokeとは「窒素させる」

つまりこの台詞は「殺す」という意味になる。

 

なぜこんな物騒なことを、しかも英語で言っているのか。

 

アメリカでは、カスミのヘソ出しが子ども向けの番組としてはよくないため、ヘソを隠すためにトゲピーが作られたという話がある。

 

また、アメリカのアニメ『サウスパーク』で、ポケモンショックをパロディとして扱ったことがあるという。

 

このことから、ポケモンサイドはアメリカに恨みを持っており、トゲピーの鳴き声にメッセージを込めたのだ。

 

ホウオウと原爆

ホウオウ
公式書籍やアニメで、ホウオウが争いを止めない人間に怒り、大地を焼き払ったとされている。

このエピソードから、第二次世界大戦において、いつまでも降伏しない日本に対し、アメリカが原爆を落としたことの隠喩であるかもしれないという話がある。

 

また、ホウオウが所持しているアイテムに、瀕死状態のポケモンを生き返らせる「せいなるはい」がある。

これの見方を変えて、死者をよみがえらせる灰、略して「死の灰」となるのではないかと考える説もある。

 

ちなみに、焼けた塔があるエンジュシティは京都がモデルだと言われている。

 

京都もかつて、原爆投下の候補地にされていたのだ。

 

ミュウは未来からきたポケモン

ミュウ
ミュウはすべてのポケモンの遺伝子を持っている。

このことからポケモンの先祖だと考えられ、図鑑説明文にもそのような記述がある。

 

しかし、ミュウはポケモンの先祖ではなく、未来から来たポケモンとする説がある。

 

研究者たちは、全てのポケモンの遺伝子を組み合わせて、最強のポケモンを生み出そうと考え研究していた。

しかし、研究の結果で生まれたミュウは弱いポケモンだった。

そのため、処分されることになる。

 

そのポケモンはタマゴを産み、我が子だけは生き延びてほしいと、ミュウはタマゴをあるポケモンに託した。

そのポケモンが、「ときわたりポケモン」であるセレビィだという。


 

セレビィの図鑑説明文にはこのように書かれている。

「セレビィが姿を消した森の奥に残された卵は、未来から持ってきたものらしい」

 

セレビィはミュウのタマゴを過去へ送ったのだ。

 

ミュウのタマゴは森の奥に残され、やがてその時代の研究者に発見されることになる。

その研究者が卵を研究し、ミュウの遺伝子を組み替えていった。

 

そして誕生したのが最強のポケモン、ミュウツーなのだ。

 

アカリはクチバジムリーダーが捨てたポケモン

デンリュウ
クチバジムのリーダー、マチスは電気タイプの使い手である。

しかし、戦闘で使えなかったデンリュウを処分したかった。

そこで船に乗せ、元からいなかったことにした。

デンリュウが辿り着いた先がアサギシティ。

 

ミカンは船が光っていることに気づき、デンリュウを見つけた。

 

ミカンはこの子を使ってあげたいと思ったが、彼女はいわタイプの使い手。

残念ながら扱いきれない。

そしてデンリュウも、誰とも戦いたくなかった・・・。

 

ミカンは、デンリュウが明るい光を発することから、あることを思いつく。

 

灯台を照らすこと。

 

それ以来アサギシティの灯台は、アカリちゃんという名のデンリュウが照らしているのだ。

 

ゴマゾウはインド象が生き残るために進化を遂げた姿

前回記事の「インド象の存在」の続きとなる都市伝説である。

 

象のポケモンといえばゴマゾウが思い浮かぶ。

ゴマゾウ
 

ゴマゾウの属性は「じめんタイプ」。

そのため、ライチュウの電気技は無効となり、ゴースの毒技の威力は半減する。

 

このことから、ゴマゾウは、インド象がでんきタイプとどくタイプのポケモンに対抗するために自己進化したもの、という噂が広がった。

 

そしてゴマゾウが進化すると、ドンファンという凶暴なポケモンになる。

ドンファン
 

この凶暴なドンファンへの進化は、インド象がライチュウとゴースから受けた仕打ちへの、復讐なのかもしれない。

 

サファリパークが閉鎖した理由

金銀でサファリパークが無かったのは、ROMの容量が足りなかったからだと言われている。

 

一方でこんな話も存在する。

金銀でサファリパークが閉鎖したのは、主人公の活躍により、経営していたロケット団が解散したためというものだ。

 

サファリゾーンの閉鎖とロケット団解散の時期が同じ、というのが根拠とされている。

 

ロケット団は珍しいポケモンの独占を企んでいた。

サファリパークでは、その場所でしか出ないポケモンもたくさんあった。

きっと相当儲けていたに違いない。

 

ちなみに、金銀のデータ内に、一応サファリゾーンは存在している。

 

グレンタウンの火山噴火はカツラの仕業

グレンジムのリーダー・カツラには、フジ老人と肩を組んで楽しそうに笑っている写真があり、そのことからも二人の親交は深いものと思われる。

 

フジ老人といえば、ミュウツーを作ったフジ博士と同一人物ではないかと噂されている。
「ミュウツーを生み出したのはフジ老人」

 

グレン島のポケモン屋敷には、ミュウツーの誕生にまつわる記録が残されているのだが、金銀では、火山噴火の影響で建物ごと消失している。

 

もしかしたら証拠隠滅のため、フジ老人がカツラに火山噴火を頼んだのではないだろうか・・・?

 

ライコウ、エンテイ、スイクンとイーブイ

ライコウ エンテイ スイクン
ライコウ、エンテイ、スイクンは金銀で登場する伝説のポケモンである。

 

その3匹はエンジュシティのカネの塔が焼けた際に死んでしまったのだが、ホウオウの力によって蘇生したという伝説が残されている。

 

そのライコウらと、初代のイーブイ進化系のサンダース、ブースター、シャワーズとは次のような共通点があるのだ。

 

サンダース ブースター シャワーズ
ライコウとサンダースは共に「素早い電気タイプ」

エンテイとブースターは共に「攻撃力の高い炎タイプ」

スイクンとシャワーズは共に「耐久力のある水タイプ」

 

これら共通点から、ライコウらが蘇生する前はイーブイだったのではないか、という噂がある。

 

金銀の時点で、次回作のタイトルが決まっていた

ライコウ、スイクン、エンテイの頭文字をみると、「R」「S」「E」となる。

 

これは、3作目である「ルビー」「サファイア」「エメラルド」の頭文字と一致するのだ。

 

このことから、金銀が制作・発売された時にはすでに、次回作のタイトルが決まっていたと噂されている。

 

あとがき

いかがだったしょうか。

ミュウの卵とセレビィや、ゴマゾウの都市伝説など、筋が通っているエピソードです。

私自身、調べていて「なるほど~」と思わず唸ってしまいました。

 

ホウオウの都市伝説など、ポケモンと戦争とを結びつける都市伝説が数多く存在し、今後も登場します。