エメラルドグリーンの海と白い砂浜で知られるフィリピンの観光地・セブ島。
あまりイメージがないかもしれませんが、フィリピンの第二言語は英語で、アジアでは珍しく日常的に英語が話されています。
日本から飛行機で4,5時間くらいで行けるアクセスの良さ、東南アジアならではの物価の安さから、コストパフォーマンスの良い語学留学先として人気を集める国でもあります。
私は2月よりフィリピンに来ており、Kredoという語学学校で英語とプログラミングを勉強しています。
>> Kredoさんの公式ホームページはこちら <<
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セブ島IT×英語留学「Kredo」
1ヶ月目 英語レッスンのみ
2ヶ月目 WEBベーシックコース ← 今ココ
3ヶ月目 WEBデベロップコース
このような内容と内訳で勉強する予定でいます。
「Kredoでの留学を考えているけど、どのコースを学べばいいか悩んでいる」
「WEBデベロップコース・WEBデザインコースを受講してみようと思っているんだけど、その前にWEBベーシックコースを受けていた方がいい?」
今回は前回に引き続き、英語初級者の自分がKredoのWEBベーシックコースで学ぶ内容や実際に受けてみた感想、どういった人がWEBベーシックコースを受けた方がいいのかを書き記しておきたいと思います。(前回記事はこちら)
セブ島留学を考えておられる方の参考になれば幸いです!
IT×セブ島留学のKredoとは

Kredoはフィリピン・セブ島のITパーク内にある語学学校です。
フィリピンは東南アジアの中で英語が日常的に話されている国であり、日本から4,5時間くらいで行けることや物価の安さから、英語を学べる国として近年人気の留学先になっています。
そのためたくさんの語学学校が建てられており、それぞれの学校が価格の安さや施設の充実度、TOEICの点数を伸ばすことに特化するなどといった強みを打ち出しながら、生徒を集め授業を行っているのです。
そんな中Kredoは、IT×セブ島留学として英語とプログラミングを同時に学べるという語学学校です。
現在、プログラマーは世界的に人手不足が続いている状況。
人材の育成が急務であることは、日本の小学校でもプログラミングが必修化されたことでも明らかですね。
Kredoは英語とプログラミングを学ぶことで世界に通用しうるプログラマーを育成することを念頭に作られた学校で、フィリピン政府に認定を受けた唯一の、英語とプログラミングを同時に学ぶことができる語学学校なのです。
第3週 HTMLとCSS

前回記事にて紹介しておりますが、WEBベーシックコースの2週目まではオリエンテーション、フォトショップ、ワードプレスの操作方法について教わりました。
WEBベーシックコースの後半、第3週目はHTMLとCSSについて学びます。
具体的には、
●テキスト・フォントの変更
●背景色の設定・変更
●見出し
●リストタグ
●画像の配置
●リンクの設定
●テーブルの作成
●コンタクトフォームの設置
これらについてHTMLとCSSのコーディングの方法を教わりました。
私は数年前に一度、スクールに通ってウェブサイトの作り方について勉強したことがあります。
その時はイラストレーターとフォトショップの基礎的な操作方法について教わり、HTML/CSSのコーディングについても一通り学びました。
ですが操作方法については、数年ぶりということもあって忘れてしまった部分も少なくなくありませんでした。
特にコーディングについては、アルファベットが一つでも間違うと思う通りに動いてくれなかったり、予想外のところにテキストや画像が行ってしまうことになります。
そして例のごとく、課題は毎日たっぷり出ます・・・
先生にコードを見てもらったり、クラスメイトと相談し合ったりして、何とか乗り切った形で第3週目を終えました。
第4週 ポートフォリオ作成

第4週目は丸一週間かけてポートフォリオの作成をします。
ITレッスンは一日4コマ(1コマ50分)。
授業はポートフォリオを作る作業の時間に充てますので、その前の週末から土日にかけて、どういうサイトを作りたいかをあらかじめ考えておくことになります。
●自己紹介するサイト
●自分の住んでいる都道府県やセブについて紹介するサイト
●仮想のお店や会社のサイト
どんなウェブサイトを作りたいかは人によって違っています。
私の場合は、Kredoで学ぶ目標は企業への就職です。
ウェブサイトを作る会社に就職することになるのか、就職した会社のウェブ部門の配属になるのかはわかりませんが、いずれにしても「会社のウェブサイト」を作る仕事になることは間違いありません。
ですので私は「仮想のお店」のウェブサイトを作ることに決めました。
実は将来的にカフェを開きたいな~とうっすらぼんやり考えており、「もしも今カフェを開業するとしたら」と仮定してウェブサイトを作りました。
ポートフォリオの条件は3ページ以上作ること。
トップページ、メニューページ、イベントページ、アクセス、コンタクトフォームの合わせて5ページを作ることを決めました。
それからはひたすらコーディングの作業…
勉強を始めて1週間(私は数年ぶりですが)ほどの知識しかないので、みんな頭を抱えながら作成をすすめていきます。
当然ながら授業の時間だけでは全く時間が足らず、授業の時間外も各自作成を進めていきます。
夜にクラスメイトからコードの書き方についてやり取りすることもしばしば。
基本は孤独な作業ですが、時に助け合いながらポートフォリオの作成を進めていきます。
そして第4週目の金曜日、WEBベーシックコースの最終日を迎えました。
WEBベーシックコース最終日

WEBベーシックコースの最終日にポートフォリオの発表を行います。
もちろん発表は英語です。
4コマあるうちの前半2コマは作業時間。
ポートフォリオの最終の動作確認(リンク先がおかしくないか、ブラウザの幅を変えても配置が崩れないかどうか)を行ったり、発表の原稿のチェックをして過ごします。
そして後半になり一人ずつポートフォリオの発表を行いました。
持ち時間は一人10分程度。
①なぜこのサイトを作ろうを考えたのか
②難しかったポイント、苦労したポイントは何か
③上手くいったポイント、気に入ったポイントは何か
④このコースで学んだことをこれから(就職など)どのように活かしていきたいか
これらについて英語で説明していきます。
私にとって予想外だったのは、ポートフォリオの発表を他のITクラスの先生も聞きにきていたこと。
ポートフォリオのウェブサイトの方は、出来はどうであれ今の自分にできるベストを尽くしたつもりです。
問題は英語の方です…
リスニングについては、WEBベーシックコースに進む前に英語のみのレッスンを受講したことで力がついたように思います。
ただライティングの方はレッスンを受けておらず(文法よりも会話形式のレッスンを優先したため)レベルは低いまま。
ポートフォリオや発表の仕方、英作文について特に指摘等は受けませんでした。
ですが準備が不十分なために過度に緊張してしまい、頑張って作ったポートフォリオをきちんと紹介することができませんでした。
発表に向けて英語レッスンの先生に添削をお願いするなどして、きちんと準備しておくべきだったと今更ながら反省しております。
この記事のまとめ:WEBベーシックコースは受講するべき?

WEBベーシックコースを受けた後、より進んだスキルを身につけるためWEBデザインコースかWEBデベロップコースに進む人が多いです。
(もちろんWEBベーシックコースだけ受けて帰国する人もいます)
とは言え、WEBベーシックコースを受けなければWEBデザインコース・WEBデベロップコースを受講できないというわけではありません。
KredoのホームページにあるようにITレベルが中級者レベルであるなら初めからWEBデザインコース・WEBデベロップコースを受けても構いません。
ここで気になるのはITレベルの中級者というのがどの程度のレベルの人をいうのかですよね。
これは私の肌感覚ではありますが、
●仕事や実務でHTML/CSSのコーディングを日常的に行っている
●情報系の大学、または専門学校に現役で通っている
こうした人であればWEBベーシックコースは必要ないように思います。
ですが私のように「過去にHTML/CSSのコーディングを勉強したことがあるけど、細かいところは覚えておらずあやふやな箇所がある」という人であれば、WEBベーシックコースを受けてから次のステップに進む方が良いと思います。
コーディングは一文字違うだけで思うとおりに動いてくれなくなります。
細かいところこそ重要なのです。
そして何より「知らないことを英語で学ぶ」ことはかなり頭に負担がかかります。
すでに知っている知識もありましたが、数年ぶりということもあって、私としてはWEBベーシックコースを受けたことは良い復習の機会となりました。
基礎にあたる学習は難易度が低いことが多いので軽視されがちですが、文字通学習する上では”基(もと)”と”礎(いしずえ)”になる重要な部分。
もうすでに仕事でバリバリ使っていたり、現役の学生で学校で学んだばかりだったり、あるいは十二分に事前学習で勉強できているという方以外は、WEBベーシックコースを受けてから次のステップに進まれることをおすすめしたいと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
また来てね!