これまでも、ドル紙幣に隠された秘密やケネディとリンカーンの奇妙な一致など、都市伝説とともに幾度となく登場してきたアメリカ合衆国。
Mr.都市伝説こと関暁夫が、アメリカ史上最大の都市伝説と、その奥にある隠された真実に迫ります。
やりすぎコージー・芸人都市伝説で語られた都市伝説をまとめています。
前回の記事はこちら！
不思議な話「不思議な話」の記事一覧です。
フリーメイソンが作った国アメリカ
アメリカ合衆国の首都であり、政治中枢でもあるワシントンＤ．Ｃ．ワシントンＤ．Ｃ．には、フリーメイソンが作った数多くの建造物が存在し、シンボルとして今なお歴史を刻んでいる。
ホワイトハウス
国会議事堂
ワシントン記念塔
これらは全て、フリーメイソンが建築したものだと言われている。
首都ワシントンは、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの名前からつけられたものだ。1ドル札に描かれている人物として知られている。
そしてフリーメイソンのメンバーである。
フリーメイソンメモリアル
ジョージ・ワシントンの、フリーメイソンとしての功績を讃えて作られたとされる建築物で、その建設には42年の歳月がかけられたという。
そして正面に、巨大なフリーメイソンのシンボルマークが圧倒的な存在感を持って刻まれている。
自由の女神像
1886年に完成した自由の女神には、完成当初、ある石碑が存在していた。
その石碑には
「フランスのフリーメイソンが
アメリカの独立を記念し
フリーメイソンの同胞たちに贈った」
とはっきり刻まれているのだ。
2人の大統領の奇妙な一致
アブラハム・リンカーンとジョン・Ｆ・ケネディ。この二人には奇妙な一致が見られるという。
例えば、議員の当選と大統領の就任が、ぴったり100年周期で起こっている。
また、二人とも任期中に黒人人種差別問題を扱った。
2人とも金曜日に妻の目の前で暗殺され命を落とし、暗殺後の大統領の名が「ジョンソン」という。
詳しくは前に書いた記事「やりすぎコージー 芸人都市伝説③」を参照いただきたい。
不思議な話
「不思議な話」の記事一覧です。
これらの一致で、最も気になる点は、暗殺後の大統領の名が「ジョンソン」であることだ。
第17代大統領アンドリュー・ジョンソン、そして第36代大統領リンドン・ジョンソン。
そう、ともにフリーメイソンのメンバーである。
そのため、暗殺に何らかの関与をしていたのではないかという噂がある。
ジョン・Ｆ・ケネディ 暗殺の真犯人
史上最も若い43歳という年齢で大統領に就任し、国民から絶大な支持を集めたケネディ大統領。アメリカ希望の星と、将来を期待された彼だったが、1963年11月22日に暗殺された。
その暗殺には不可解な点が数多く存在すると言う。
テキサス州・ダラスで行われたパレードの最中、車の上で射殺された。
その始終を映像におさめたザプルーダーフィルムは、おそらくどこかで目にしたことがあるだろう。
リー・ハーヴェイ・オズワルドという人物が、パレードのコース近くにある、教科書倉庫ビルの6階からライフルに狙撃した。狙撃地点からは薬莢が発見されている。
犯人のオズワルドは逮捕後の会見で意味深な発言をしている。
「自分は責任を取らされただけ」と。
逮捕から2日後、留置所から裁判所に向かう車に乗り込もうとした途中、オズワルドはジャック・ルビーに射殺される。
こうして真相は闇に葬られた。
ウォーレン報告書
当時の副大統領が中心となりまとめた、ケネディ暗殺に関わる資料や証拠を集めた調査報告書である。
報告書はなんと2万ページにわたり、その内容は未だ明らかにされていない。2039年に公表される予定だという。
関は、ケネディ暗殺について詳しく知るという人物と接触する。
ポール・カンガス
ケネディ大統領の元ボディガードをつとめていた人物だ。
当日のダラスの警備態勢について、以下に挙げる奇妙な点を指摘する。
- 大統領がパレードをする際は、シークレットサービスが全ての建物の窓をチェックし、必ず窓を閉めている。しかし当日、教科書倉庫ビルの窓は空いたままになっていた。
- パレードの際、陸軍海軍合わせて24人がライフルを持って警備をすることになっている。しかしあの日は一人もいなかった。車がダラスであのポイントを通った時、大統領は無防備な状態だったのだ。
- 速度にもおかしな点がある。パレードの車は20キロ以下にスピードを落としてはいけないという決まりがあるのに、暗殺当日、何故か車は10キロにまでスピードを落としていた
さらに、ケネディを乗せた車がカーブに差し掛かった時、先導車に乗っていた副大統領だったジョンソンが、銃声が聞こえる直前に身を隠していたという。
そして州知事がドライバーのすぐ後ろ、大統領の前の席に座っていたが、銃声が聞こえた時に「なぜだ！？ 奴らは私たち全員を殺すつもりか」と口走ったという。
つまり、副大統領も州知事も何が起こるか事前に知っていたことになる。
オズワルドの犯行だと思いますか？という質問に対し、オズワルドの単独犯行というのは絶対にあり得ないと語る。
なぜなら、教科書倉庫ビルの他にも、グラシーノールの丘からも発砲されていたという。
グラシーノールの丘から2人が発砲したと思われていたが、目撃情報によって3人が逮捕されたていた。
話によると、2つの発砲があったが目撃情報で3人が逮捕されたという。
その逮捕された瞬間の写真は今までメディアに出たことがなかったが、この度入手したと見せてくれた。
警察に連行される三人の男。そのうち二人はＣＩＡ工作員と思われるが、その前にいる人物は正体が不明だという
ケネディが暗殺された理由として、
人種差別問題、ＣＩＡとの確執、麻薬マフィアの撲滅運動、軍事産業縮小、ベトナム戦争撤退など、理想主義を追い求めた結果、多くの敵を作ってしまった事が挙げられている。
そんな中、彼が精力的に取り組んだある活動が暗殺につながったのではないかとする都市伝説がある。
最近アメリカで浮上し、真実を帯び始めた都市伝説とは…
阻止されたケネディ宇宙放送
マサチューセッツ州・ボストンにあるケネディ図書館。
ここには4万点以上のケネディに関する資料が保管されており、その中にケネディが計画していた、宇宙放送に関する音声テープがあるという。
ＷＨ241テープ
本来であれば暗殺された3時間後に、日本に向けて放送する予定だったケネディ大統領の肉声テープである。
日米初の宇宙放送用に録音されたテープの内容は、日本との友好を深めたいと語るものだった。
ケネディは宇宙事業に強い関心を持っており、就任時には1970年までに人類を月に到着させると宣言している。
アポロ計画である。
アポロ計画とは、ＮＡＳＡによる人類初の月への有人飛行計画である。1961～1975年にかけて実施され、全6回の着陸に成功した。
宇宙放送に月面着陸。
ケネディは異常なまで熱心に、宇宙事業に取り組んでいた。
アメリカで最近噂されているケネディ暗殺に関する都市伝説。
それは宇宙人の存在は存在し、アメリカがすでに宇宙人とコンタクトを取っていることを暴露しようとしたからだという。
20ＸＸ年 宇宙時代の幕開け
フロリダ州マイアミ。
そこで、かつてアポロ計画に関わった人物がインタビューに応じてくれるという。
その人物の名はエドガー・ミッチェル博士。
アポロ14号の乗組員で、月面に着陸した人物である。
さっそく関は核心的をつく質問を投げかける。
関 「地球外生物 未確認飛行物体、ＵＦＯを見ましたか？」
ミッチェル「私の立場上、写真で見たとしか言う事が出来ない。
わかってくれ
私の見た宇宙人は背が低くて目が大きかった」
関 「リトルグレイ？」
ミッチェル「リトルグレイだ」
なんとミッチェル博士はリトルグレイと呼ばれる宇宙人を見たことがあるという。
関 「いつぐらいからアメリカは宇宙人とコンタクトをとっていたんですか？」
ミッチェル「君はロズウェル事件の事を知っているか？
ロズウェル事件のような出来事は、アメリカ各地でたくさん起きている」
ロズウェル事件とは、1947年ニューメキシコ州・ロズウェルで起きたＵＦＯ墜落事件だ。
ミッチェル博士曰く、軍関係者はもうずいぶん前から宇宙人とコンタクトを取っているという。
しかしＵＦＯや宇宙人に関する全ての事を、アメリカ政府は国民に発表していない。
さらに関は、ケネディと宇宙事業とを結び付けるある極秘文書を持つという男の元を訪れた。
その男が語るには、ケネディ大統領は墜落したＵＦＯと宇宙人の死体を実際に見ているという。
なぜケネディは暗殺されたのか。
様々な証拠や極秘文書を照らし合わせて分析すると、ケネディ大統領は宇宙人やＵＦＯの存在を公表しようとしたから暗殺されたと考えられる。
男が手に入れたという極秘文書のコピー。
これはある最高機密組織が作成した文書が漏えいしたもので、ケネディ大統領が宇宙人やＵＦＯの存在を公表しようとしていることに、その組織が反対している旨が記されている。
その機密組織の名はＭＪ－12。宇宙人やＵＦＯの調査をする最高機密組織だ。
ＭＪ－12（マジェスティックトゥエルブ）
ロズウェル事件をきっかけに創設された秘密組織。
宇宙人やＵＦＯを調査する12名の専門家で構成されている。
ケネディが暗殺される10日前に書かれた極秘文書で、そこには「ＵＦＯや宇宙人の秘密を公表することをＣＩＡは許さない」と書かれている。
ケネディはＵＦＯや宇宙人の存在を国民に知らせたかったが、ＣＩＡがそれを許さなかったのだ。
そして関は一枚の写真を取り出す。
元ボディガードのポール・カンガスに見せてもらった、ケネディ殺害容疑で逮捕された3人の写真だ。
それを見た男は、これは非常に貴重な写真だと前置きし、「三人の先頭にフレッド・クリスマンが写っている」と口にした。
フレッド・クリスマン
ＵＦＯ調査機関に所属し、1947年6月にワシントン州モーリー島で起きたＵＦＯ爆発事件の調査に深く関わった人物だという。
ＵＦＯ調査メンバーがケネディ暗殺に関わっていたことはおそらく事実だろう、と男は語る。
なぜ宇宙人の存在を公表できないのか？
ＵＦＯや宇宙人の存在という事実に対して、国民は心の準備が全くできていないからだ。
そこでアメリカ政府は、宇宙人を身近に感じるよう、メディアによる洗脳を行う。
スピルバーグ監督の「未知との遭遇」や「Ｅ．Ｔ．」は、地球人と宇宙人との親密な関係を描いた作品だ。
これらの映画は、宇宙人は身近で友好的な存在だと意識に刷り込むため、アメリカ政府の依頼によって作られたものだという。
2039年にウォーレン報告書が公開される。
ケネディ暗殺の事実が明らかにされるのなら、その理由となった宇宙人とＵＦＯの存在についても、詳らかにされる日が来るかもしれない。
元アポロ乗組員、エドガー・ミッチェルに関はこう尋ねた。
関 「宇宙事業に関して、フリーメイソンは関与しているのですか？」
ミッチェル「私はフリーメイソンのメンバーだ。
もういいだろう。終わりにしよう…」
こうしてインタビューは打ち切られた。
まとめ
●アメリカ合衆国は、その建国の時からフリーメイソンの姿が見え隠れしている。●ケネディ大統領の暗殺には不可解な点が多く、暗殺された理由について様々な説、憶測、都市伝説が飛び交っている。
その中で、宇宙人とUFOの存在を公表しようとしたため暗殺されたという噂が囁かれている。
●元アポロ乗組員やUFO研究家の話によると、アメリカはかなり以前から宇宙人の存在を知っており彼らと接触していた。それはCIAが秘密裏に、情報の収集や調査を行っている。最高機密に属するもので、大統領といえども公表することは許されていない。
公表していないのはまだ時期が来ていないからという印象を受ける。
●2039年にウォーレン報告書の内容が公開される予定である。
もし暗殺の理由が宇宙人やUFOに関するものなら、同時にそれらの情報も公開される可能性がある。
ケネディについてはこんな話を聞いたことがあります。
ケネディ暗殺をテーマに作られた映画『JFK』は、撮影中に台本が何度も盗まれており、その度に内容を変更・修正しなければならず、真相を描くことはできなかったと。
アメリカ初代大統領および、ジョンソンの名の大統領、そしてアポロ乗組員のエドガー・ミッチェルもフリーメイソンのメンバーだったと語られています。
アメリカの建国、ケネディの暗殺、アポロ計画…
これらの陰に見え隠れする存在、フリーメイソン。
信じるか信じないかはあなた次第です。
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