フィリピン・セブ島にある語学学校のKredoに入学してから早くも1週間が経ちました。
この1週間で感じたこと。それは・・・
自分の英語力が低すぎて授業を受けるのも困難だということ。
つまりは先生が何を話しているのかすらわからないのです。

学ぶ内容が”My name is~”くらいのレベルでも、それを説明してくれる英語の方がはるかに難しい・・・
事前学習が必要なことはわかっていたつもりでしたが、事前学習にかけた期間、学習量、理解度が圧倒的に不足していたことを今になって実感しています。
●留学前の今できることって何だろう?
●英語が全くできないんだけど留学前に何をどれくらい勉強すればいいだろう?
留学前にどのような学習をどれくらいすればよかったのか。
留学に来ている人はどのようなテキストや参考書を使ったのかを、周りの人に聞いたリアルな意見も織り交ぜながら紹介していきたいと思います。
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セブ島IT×英語留学「Kredo」
この記事の目次
英語を話せなくても語学学校には入れる!でも授業は英語で進むんです

「留学前って何をどれくらい勉強すればいいんだろう」
そんなふうに気にされる方は多いのではないでしょうか。
海外の大学に留学に行くのとは異なり、語学学校に入るのに英語力は問わない学校が多いです。
英語が一切話せなくても語学学校には入れるんですよね。
だから「英語がわからないから留学に行くわけで、勉強なんて向こうに着いてからでも良くない??」と考える人もいます。
はじめはBe動詞すらわからない状態だったけれど数ヶ月留学した結果、日常会話レベルくらいの英語を話せるようになったという体験記事も目にします。
しかし忘れてはいけないのは語学学校では英語の授業は英語で行われるということ。
「留学に行っちゃえば英語は自然と身につくはずだから大丈夫」と思っている方は危険です。
日本語で教わってもわからなかったのに、英語で教わることになったら余計にわからなくないですか?
英語がわからないから留学に行くとは言っても、基礎的な英語力は日本にいるうちに学んでおいた方がよいのです。
それが「中学卒業レベル」、TOEICだとおよそ400点ほどの英語力とされています。
半数が事前学習をしていない・不十分だと回答

私自身、学校を卒業してから英語を勉強する機会なんてまるでありませんでした。
そもそも英語自体が苦手科目でしたから、現在の英語力は相当低いだろうという認識はあった状態です。
事前学習が重要なことはわかっていましたし、語学学校の方からも案内がありました。
ただ私の場合、わりと直前まで仕事をしていたこともあり、寒さで体調を崩してしまったり、知人への挨拶だったり、それからそれから・・・

色々並べたててはいるけれど、つまりはサボったんだね
留学1日目に行われたオリエンテーションで「事前学習をやってきた人」という問いかけに対して、きちんと挙手した人は半数以下でした。
逆にいうと半数以上の人が「事前学習をしてきていない、または不十分」だと思っているということですね。
もちろんこれは「事前学習をしてきていない人は半分くらいいるから安心してね」ということではありません。
ちゃんとやろうと思っていても、人が自分を規律するのはそれだけ難しいということです。
事前学習をおろそかにした結果・・・・

語学学校では入学初日にテストを実施して生徒の実力をはかることが多いです。
Kredoの場合だとTOEICの問題を使ったテストが行われました。
私の点数は・・・345点。
恥ずかしながら英語力は”超初心者”に分類される点数です。
その結果、授業ではメチャクチャ苦労しています。
フィリピン留学の特徴であるマンツーマンレッスンでは、自分の理解度の低さに時々泣きそうになります。
聞かれている内容は大して難しい問いじゃないのはわかるけど、それにすら応えられないもどかしさ・・・
英会話って「相手の言っていることが聞き取れて」「話している単語が理解できて」「伝えたいことを文章で組み立てて」「正しい発音で相手に伝える」ことを瞬時に行う作業なんですね。
事前学習にかけた期間、学習量、理解度が圧倒的に不足していたことを今になって実感しています。
英語留学に行く前にやっておくべき事前学習
英単語

それでは語学学校の授業についていくのに必要な英語力についてお話ししていきます。
まずは英単語。
英語を学ぶ上では一番の基礎になる部分ですね。
知っている単語の数が少ないと相手の話す内容はおろか、文法の学習に必要な単語すらわからなくなります。
周りの生徒からも知っている英単語の語彙数の少なさを嘆く声をよく耳にします。
知っている単語が少ないと話している意味が分からず、理解が浅いと日本語と英語が頭の中で結びつかず話ができません。
中学英語の語彙は1200程度ですが、当然この程度では全く足りません。
英単語に関しては2500~3000程度の語彙を、単語を聞いた瞬間に意味がわかるくらいにまで理解を深めておきましょう。
初心者にオススメのテキストがこちらです。
こちらには留学に必要な3,000語が収録されており、事前学習にはうってつけです。
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上級者にオススメのテキストがこちら。
受験勉強でよく使うDUOは、例文と一緒に単語が紹介されています。覚えた単語の使い方まで学ぶことが可能です。
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バイリンガルの人に教えてもらったことなのですが、テキストや参考書は浮気しないことが大切だと教わりました。テキストを何冊も買うのではなく、「コレ!」と決めたテキストを何回も何回も、ボロボロに擦り切れるまで使うのです。
留学までの期間が差し迫っているならなおのこと、テキストは1冊に絞ってくり返し使うようにしましょう。
英単語の理解度のチェックですが、Kredoの場合、アルク 英単語力診断テストにてセットA~Dの単語テストで40点以上とれるようになることを推奨しています。
(外部サイトへ移動 テストは無料で受けられます)
英文法

英単語の次に重要な学習が文法です。
文法を学ぶことで、英語の文章の組み立て方やルールを理解することができます。
基礎となる文法がわからなければ、相手が話す内容もわからなければ会話中に話す文章を組み立てることもできません。
日本人に多い「意味は何となくわかるけれど話すことがほどんどできない」のは、簡単な英文法でであっても日本語から英語に瞬時に訳すことができないからだと思います。
かくいう私も瞬時に文章を組み立てることができず、現状では「○○ is ●●」とか「I want to ○○」くらいしか会話で使うことができません・・・
英語のコミュニケーションといっても、実際にはとてもシンプルな英単語と英文法で構成されていることが多いです。
逆に言えば中学レベルの英文法でも、相手の言いたいことが最低限わかり、瞬時に伝えたいことを組み立てられれば、コミュニケーションはとれることになります。
文法を学ぶためのおすすめの教材がこちらです。
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このテキストは中学3年間で学ぶ英語を単元ごとに復習することができます。わかりやすいイラストつきの解説と問題もついているため、初心者でも勉強しやすいです。
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日本語を英語に、英語を日本語に瞬時に翻訳するためのテキストです。スピーキングに必要な英作文の力を身につけることができます。
これらのテキストを少なくとも3回はくり返し勉強しましょう。
使える文法や構文を増やして、言いたいことを瞬時に口にできることを目指してください。
リスニング

留学先において生徒が一様に口にするのが「何を言っているのかが聞き取れない」という悩みです。
単語をいくら覚えていても、聞き取ることができなければコミュニケーションをとることができません。
Kredoではこちらの動画をくり返し視聴することを事前課題にしています。
全部で600の文章、3時間におよぶ動画を留学までに10回聞いておくというものです。
※真ん中の再生ボタンをクリックすると再生 音が出ます※
聞き取れましたか?
初めて聞いた時、言っていることが全く聞き取れないことにびっくりしました。
使われている単語はさほど難しくないはずなのに。
ですが3回、4回と聞いているうちに耳が慣れたのか、少しずつ慣れてきました。
動画を聞き流すだけでなく、音声から2〜3秒ほど遅れて同じ文章を音読する「シャドーイング」もおすすめです。
留学に行く前に、英語を聞き取る耳を作りましょう。
発音とスピーキングは留学先で
私個人の意見ですが、発音とスピーキングは後回し、あるいは留学先で鍛えればいいのではないかと考えています。(単語を覚えるときに発音をチェックできれば最も良いのですが)
決して発音とスピーキングの重要度が低いと言いたいのではありません。
フィリピンでの英語留学はマンツーマンレッスンが主流で、発音やスピーキングなどはレッスンの時にみっちり教えてもらえるからです。
日本人には難しいとされる「L」と「R」の音の違い、私の場合はそれに加えて「B」と「V」、「N」と「M」の音もかなり混同しているようでした。
これは事前学習では気づけませんでした。
逆にフィリピン人の講師は日本語がわかりませんので、英単語や文法の説明はおのずと英語のみの解説になります。
留学まで十分に時間があるならまだしも、例えば3ヶ月を切っている状態なら、日本にいるうちに日本語で英語の基礎を固めておく方がよいのではないかと思います。
発音を学習するのに評判高いテキストのリンクも貼っておきますね。
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この記事のまとめ:英語ができなくて大変だけれど留学に来れて良かったと思ってます
英語が話せない、英語力が低い人が留学行く場合、日本にいるうちに少しでも事前学習で英語を勉強しておくことを強くオススメします。この記事でおすすめのテキストや参考書を紹介していますが、ぶっちゃけ留学している今ほしいテキストなんですよ・・・

日本の本が留学先に売ってることはまずないし、参考書ってあんまり電子書籍化されていないんだよね
留学を控えている方は日本にいるうちに勉強を、そして質の高いテキストを日本から持っていくようにしましょう!
>> Kredoさんの公式ホームページはこちら <<
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